夏のギフトシーズンには京都の静けさを感じる青竹が清々しい水羊羹を贈ってみては。
1803年創業の京菓子司 亀屋良長は、竹筒羊羹「竹とり」をリニューアル。〈竹とり おおらか〉として、7月2日よりオンラインショップと実店舗で販売を開始した。
■竹筒羊羹〈竹とり おおらか〉
京都の竹林群。清々しい青竹の色合いは、見ているだけで爽快な気分。
京都の竹の美しさ、肌触りや香りもお菓子とともに味わい、涼んで欲しいという思いで、30年前に開発された夏の涼菓。
採れたての青竹に流し入れた水羊羹〈竹とり おおらか〉は、夏の身体にうれしい、つるりとした喉越しと、風情のある見た目が特徴。
商品ページ:https://kameya-yoshinaga.com/?pid=151531106
■光沢が美しい京都の真竹
竹筒には、京都の「真竹」を使用。日本の原生の竹と言われ、京都が主産地の品種。夏冬の寒暖の差が激しい気候と、京都の土壌が良質な真竹の生育に適している。
繊維が緻密で表面の光沢が美しく、身の厚みも程よいので、竹筒に好適の種類だ。
竹筒は創業100年余の「京銘竹 竹平商店」から仕入れる。採れたての真竹を1本1本丁寧に手作業で加工し、自然な光沢が美しい肌触りの良い竹筒ができる。
■羊羹の出し方
付属のキリを竹筒に刺し、空気穴をあけ笹の葉を外す。竹をかるく振り、空気が入ると中の羊羹が出てくるので、器へ移していただく。
■「新しい生活様式」だからこそお中元を
今年は新型コロナウイルスが流行し、「アフターコロナ」の新しい生活様式がはじまった。そうした変化で、以前のように気軽に会えなくなった、親戚の方や友人も多いはず。
そんなご時世だからこそ、とびきり美味しく贅沢な涼菓に気持ちを託して、夏の贈り物を届けてみては。
■水羊羹へのこだわり
店先から湧き出る「醒ヶ井水」をふんだんにつかい、炊き上げるこし餡は、さっぱりとした甘みで、小豆の風味もしっかりと味わえる一品。つるんとなめらかな喉越しに仕上げた。
■甘夏羹へのこだわり
青竹から柑橘色の羊羹が出てくると思わず驚く方も多い、亀屋良長ならではの甘夏の水羊羹。
今年から無農薬・無肥料栽培の希少な甘夏を取り寄せ、職人が手作業でピューレにする。より力強く甘夏の酸味と風味を感じられながら、みずみずしくすっきりとした味わいに。
青々とした色の清涼感、爽やかな竹と笹の香り、ひんやりと滑らかな食感を大切な方への贈り物に。
住所:京都府京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
亀屋良長:https://kameya-yoshinaga.com/
(MOCA.O)