アバルト70周年を祝う限定車「695 70° アニヴェルサーリオ」は、伝説のモデルをモチーフに

695 70° Anniversarioは、歴代アバルトのエッセンスを随所に散りばめながら、ドライバーのハートを刺激するチューニングが施されている。

「ヴェルデ モンツァ 1958」と呼ばれるグリーンの専用ボディカラーは、アバルトが手掛けた初期のモデル「フィアット500 エラボラツィオーネ アバルト レコルド」に由来。同モデルは1958年にモンツァサーキットで行った速度記録において6つの世界記録を樹立し、アバルトの名を世界に轟かせている。

アグレッシブな大型リアウイングは、1970年に登場した「フィアット・アバルト 1000 TCR」からインスピレーションを受けたもので、サーキットに応じてウイングの角度を最大60度/12段階で調整し、より強力なダウンフォースを得たり、挙動の変化を楽しんだりもできる。

そのほか、ワイドフェンダーやデカール(ルーフ/サイド/フード)などの専用ボディキット、専用17インチアルミホイール、コーナリング時のトラクションを高めるメカニカルLSD(5速MTのみ)なども装備する。

内装では、このモデル専用に“トリコローレ”のアクセントを施したヘッドレスト一体型のSabelt製スポーツシートを装備する。

限定車のベースは「595 コンペティツィオーネ」。180ps/230Nmを発揮する1.4Lの直噴ターボエンジンをはじめ、スポーツサスペンション、ブレンボ製ブレーキ、高性能エキゾーストシステム「レコードモンツァ」などを標準で備えている。

■価格および限定台数
695 70° Anniversario(セッタンタ・アニヴェルサーリオ)
5速MT/右ハンドル=417万円(限定30台)
5速MT/左ハンドル=417万円(限定20台)
ATモード付き5速シーケンシャル/右ハンドル=434万円(50台)

(zlatan)

画像元:FCAジャパン