マイナーチェンジを受けた新型「BMW 7シリーズ」が、キドニーグリルを約40%も大型化!

新型7シリーズでまず目を引くのは、従来型から約40%も大型化した“キドニーグリル”になるだろう。また、そのキドニーグリルは精悍なヘッドランプとも連結され、存在感をより一層強めている。

一方のリアデザインは、細く水平に伸びるリアランプとクローム加飾のガーニッシュによって、優雅な印象を際立たせる方向でブラッシュアップされている。

インテリアは最新BMWの流儀に則り、12.3インチの液晶ディスプレイを備えたフルデジタル・メーターパネルを採用。AI技術を活用し、自然な音声会話だけで操作できる「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」も搭載されている。

パワーユニットの強化も著しい。まずプラグインハイブリッド仕様のベースエンジンが、従来までの2.0L直4ターボ(258ps/400Nm)から3.0L直6ターボ(286ps/450Nm)に変更されたのが大きなトピックとなる。これにより、車名も従来の「740e」から「745e」に変更されている。

8速ATとそれに統合された高出力モーターと組み合わされるのは従来と同じで、時速140kmまでのゼロエミッション走行を可能とする。駆動方式はFRに加え、4輪駆動の「745Le xDrive」も追加された。

また、「750i xDrive/750Li xDrive」が搭載する4.4LのV8ターボが、従来より+80psの530ps、同じく+100Nmの750Nmへと大きくパワーアップされている。

運転支援システムも最新バージョンへとアップデート。ハンズオフ機能付きの渋滞運転支援システムをはじめ、トラフィック・サイン・アシスト(速度制限認識)や通った道を自動で後退可能なリバースアシストなども採用されている。

■主なグレードおよび価格
・スタンダードホイールベース仕様
740i(直6ガソリン)=1,090万円~1,285万円
740d(直6ディーゼル)=1,203万円~1,330万円
745e(PHV)=1,198万円~1,321万円
750i(V8ガソリン)=1,560万円~1,674万円

・ロングホイールベース仕様
740Li(直6ガソリン)=1,490万円
740Ld(直6ディーゼル)=1,535万円
745Le(PHV)=1,555万円
750Li(V8ガソリン)=1,828万円
M760Li(V12ガソリン)=2,523万円

(zlatan)

画像元:BMWジャパン