ミニバンの「セレナ」で好評だったプロパイロットは、アクセル・ブレーキ・ステアリングを自動的に制御し、高速道路での巡航や渋滞のストレスを軽減する運転支援技術だ。

具体的には、約30～100km/hの範囲で前走車との車間距離をキープするとともに車線中央を走るようにステアリングに制御が入る。約50km/h以下のシーンでは、前走車がいる場合のみ作動して追従する。

これによって、目的地に着いたときにはロングドライブや渋滞で既にヘロヘロ……なんてことも少なくなり、海へ山へ川へと休日をアクティブに過ごしたい方はさらに満喫できることだろう。

そのほかインテリジェントLI（車線逸脱防止システム）やRCTA（後退時車両検知警報）、ハイビームアシストが追加されるなど、エクストレイルの快適性や安全性は大きく向上している。

プロパイロットをはじめとしたこれら装備は、上級グレードの「20X」ならびに「20X ハイブリッド」にオプション設定となる。

今回の改良ではフロントマスクも刷新され、より力強くタフなSUVらしさを強調。前後バンパーやテールランプ、アルミホイールも新デザインとなり、スタイリッシュなシャークフィンアンテナも標準で備わる。

さらに日産の関連会社オーテックからは、上質感や高級感を引き上げた「モード・プレミア」と、ワイルドで泥んこも似合いそうな「エクストリーマーX」が発売されている。人とはちょっと違うエクストレイルに乗りたい方は、こちらも是非チェックしてみてほしい。

■グレードおよび価格
20S＝219万7,800円（2WD）／240万4,080円（4WD）
20X＝254万8,800円（2WD）／275万5,080円（4WD）
20X（3列シート）＝262万1,160円（2WD）／282万7,440円（4WD）

20S ハイブリッド＝258万9,840円（2WD）／279万6,120円（4WD）
20X ハイブリッド＝289万2,240円（2WD）／309万8,520円（4WD）

（zlatan）

画像元：日産自動車