間もなく世界初公開される「Audi e-tron クワトロ コンセプト」は、アウディQ5とQ7の中間ほどのボディを持つ、スポーティなSUVコンセプトだ。
搭載するEVシステムは3モーター式で、フロントアクスルを1モーターで、リアアクスルを2モーターで駆動。大容量のリチウムイオンバッテリーをアクスル間のキャビン下に搭載し、低重心かつ前後バランスの取れた走りを追求している。
また、ボディの前後左右に可動式のエアロパーツを用いるとともに、アンダーフロアーを完全にふさぐことで、SUVトップのCd値0.25を実現している。
プリウスと同レベルと聞けば、その優秀さがより実感できるだろう。航続可能距離はなんと500kmを超えるという。
その他、ヘッドライトや車内のインターフェースに最新の「OLED(有機LED)」技術を活用している点も特徴的だ。
このコンセプトカーを基にした市販モデルの登場は2018年とまだ少し先だが、10月末の東京モーターショーぐらいには、アウディ初のEV「A3 e-tron」が日本導入となりそうだ。
(zlatan)
写真:AUDI AG.
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