伊東の富戸温泉にはおこもり系のこぢんまりとしたホテルがいくつかあるが、その先駆けとなったのは「ホテル海」であろう。 県道109号線を川奈から伊豆高原方面へ走らせていると、左手に見落としそうなくらい小さな「ホテル海」の看板が現れる。看板の脇から細い道を海岸の方へ下っていくと、急にぽっかりと広い駐車場に…

ペットも大切な家族の一員。旅行だって一緒に楽しみたい、という愛犬家に嬉しいニュースだ。 一緒に旅館に泊まれるのはもちろんのこと、温泉まで楽しませてあげられるサービスが登場した。 [nextpage title=”愛犬向けの贅を尽くしたサービス内容とは”] ペット同伴率100％の高級旅館「伊豆修善寺 …

夏目漱石の小説「坊っちゃん」ゆかりの道後温泉。 今回は道後温泉街にある今年7周年を迎えた隠れ宿「別邸 朧月夜」を紹介しよう。 [nextpage title=”その部屋の広さに言葉を失う”] 到着すると、どっしりとした門が迎えてくれる。足を踏み入れると、和風のアプローチが玄関へと続いている。ふたつの…

世界遺産として登録されているアマルフィ海岸。イタリア南部ソレント半島南岸にあるサレルノ湾に面した海岸の一部、約30ｋｍの一帯を指したその景観は「世界一美しい海岸」と言われている。 断崖絶壁にへばりつくようにして建てられた段々の家はイタリアらしい陽気な色に染まり、その景色は圧巻。 [nextpage …

首都圏に在住なら「石亭」と聞けば、「あたみ石亭」か「ゆがわら石亭」を思い起こすかもしれない。今回紹介する宿は広島県の宮浜温泉にある「庭園の宿 石亭」である。 やや傾斜のついた1,500坪の庭園を囲むように母屋や離れが建っている。客室は13室あり、すべての部屋から瀬戸内海が望める。 [nextpage…

夏の河口湖の代名詞「河口湖湖上祭」。例年8月5日の祭りの当夜と前夜には、湖上花火が打ち上げられる。 その花火と温泉を楽しむために予約した宿は、山梨県の河口湖温泉寺「夢殿」。 門をくぐると綺麗に刈り込まれた木々も美しい日本庭園。その奥に控える旅館はまるで古都の寺を思わせる風情である。 [nextpag…

奥穂高温泉郷の中でも最奥にある新穂高温泉。北アルプスが間近に迫る景観が、非日常感を味わせてくれる。 新穂高温泉は湯量も豊富で、ホテル・旅館・ペンション・民宿・貸別荘と宿のスタイルも幅広い。 今回は「秘湯の宿を守る会」加盟の宿、谷旅館を紹介しよう。 [nextpage title=”開放感あふれる3種…

子どもの頃に教科書で見た景色が忘れられず、ずっと恋焦がれていた場所、死海。 記憶をたどれば、水面に浮かびながら新聞を読む男性の写真が載っていたはず。その姿がセンセーショナルで、いつまでも脳裏に焼き付いていた。 「大人になったら絶対にここに行く！」そう決意してから月日は流れ、ようやく辿り着いた時の感動…

山中温泉は石川県加賀市にある情緒あふれる温泉。加賀百万石時代には前田藩・大聖寺藩から多くの湯治客が訪れる、みやびな温泉場として賑わった。 かの俳聖、芭蕉も扶桑三名湯と絶賛した温泉という。 [nextpage title=”日本庭園が臨める宿で、粋な大人の旅を”] 山中漆器や九谷焼の産地としても有名だ…

晴れの国・岡山は日本でも有数の果物王国。特にこの時期の岡山は白桃、ピオーネ、マスカットなど絶品の果物が街中で食べることができる。 果物好きにとって、まさに最高の場所だ。 岡山と言えば岡山城と後楽園。戦国時代、宇喜多直家が築城し、その後に姫路城主であった池田輝政の子孫達が守り抜いてきた、黒き城「烏城」…

渋温泉は複雑な木造建築が数多く残る独特の景観で昔ながらの温泉情緒がたっぷり。温泉街には「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルのような金具屋などノスタルジックな宿が続く。 渋温泉に宿泊すると無料で源泉が異なる9つの外湯めぐりが愉しめ、もちろん公共浴場も温泉宿も源泉100％掛け流しだ。 今宵の宿泊は渋温泉街…

  毎日外出が億劫になるほど暑い日が続くが、こんな日は北海道のリゾートで心地よく羽を伸ばしたいもの。 アクティブなビジネスマンにも年間を通して人気が高いのが、北海道のリゾート地・ルスツだ。質の高いパウダースノーと壮観な自然の地形で知られるルスツリゾートは、羊蹄山にも近く、千歳空港からバスで…