再販決定!600個完売した熊本地震のブルーシートを素材としたトートバック

本震後も断続的に余震が発生し、多くの被害をもたらした熊本地震。

被害の大きかった市町村では、瓦が落ちるなど損壊した屋根にブルーシートのかけられた家々が、今もなおそのまま残っているという。

そうした状況を耳にすると胸が痛むが、こんな元気の出るニュースが入ってきた。

 

熊本県民を中心とする創造的復興プロジェクト「BRIDGE KUMAMOTO」は、5月6日(土)・7日(日)にJR博多シティで開催される熊本応援プロジェクト「DEAR」で、熊本地震のブルーシートを素材としたトートバッグの販売及びブルーシートの洗浄ワークショップを開催する。

 

このトートバッグは、「ブルーシートをブルーシード(復興の青い種)に」というスローガンのもと誕生。震災後に損壊した屋根にかけられ、風雨から被災者の方と家屋を守ってくれたブルーシートがゴミになる前に回収・洗浄してバッグにしようと考えたことが発端のようだ。

バッグ制作は、熊本発の小ロットアパレル生産の「シタテル株式会社」が担当。こうしてつくられたバッグは、その後「ブルーシード大作戦」と銘打ったイベントなどで販売され、ナントあっという間に600個完売したという。

 

バッグの製作には、小ロットでアパレル生産を行う熊本のスタートアップ「sitateru®」が関わり、高いデザインと機能性を実現。

普段使いにも最適だ。

このプロジェクトは、こうしたリサイクルバッグを作り、販売することで、震災を象徴とするブルーシートをポジティブなイメージに転換し、被災地への関心の風化を防いでいこうという意味があるとのこと。売上の一部は熊本震災支援プロジェクト「BRIDGE KUMAMOTO」の運営費および被災地への支援金(復興の種・シード)となるというからすばらしい。

ワークショップは親子でも楽しめる内容となっている。お近くの方はぜひこの機会に立ち寄ってみてはいかがだろうか。

 

〜イベント詳細〜

日時   2017年、5月6日(土)・7日(日)

会場   JR博多シティ 屋上 つばめの杜 ひろば

参加費  無料

申し込み 不要

〜「DEAR」とは〜

4月14日(金)~5月7日(日) の期間、JR博多シティにて開催されている熊本被災地域の復興支援イベント。熊本食材を使ったメニュー企画をはじめ、熊本関連の商品・個店企画・イベントを通じ、熊本と博多でエールを贈り合う24日間。

JR HAKATA CITY DEAR公式HP

https://www.jrhakatacity.com/event/e_00543.php

~BLUESEEDBAGについて~

価格  3900円(税込み)

サイズ 高さ30cm幅33cm奥行き15cm

BLUESEEDBAG公式HP

http://blueseedbag.com/