演劇や音楽をはじめとした文化の発信源・下北沢にクリエイティビティに溢れたスポットが登場。
日東興業社が手掛ける「SCENIIUS(シーニアス)」は、カフェブランド「Et(エト)」をローンチ。その1号店となる店舗「Et -THE CULTURAL COFFEEHOUSE-」をオープンした。
こだわり抜かれたコーヒーやフード、インテリアに注目だ。
今の時代に合うカフェを追求する「Et」
ラテン語で「〜と」という意味を持つ「Et」は、文化・感性・居場所という3つのファクターに注目してこれからのカフェの存在意義を考えるブランド。カフェは単に「コーヒーが飲める場所」ではなく、文化的な側面を内包するものであるべきと考える同ブランドは、現代の価値観に合うカフェのあり方を追求し続けている。
こだわり抜かれたコーヒーをはじめとするドリンクの数々
同店の目玉は、蒸留技術を取り入れた、これまでのフレーバーラテとは一線を画す「ブルームラテ」。甘くなりすぎる傾向のある通常のフレーバーラテとは異なり、「ブルームラテ」はハーブ農園「HERBSTAND」から届く完全無農薬のクロモジを蒸留し、バニラやジュニパーベリーを使用したシロップと合わせ、ミルクに加えてスチームすることで自然な甘みと素材の香りが楽しめるラテに仕上がっている。
そのほかにも、常時4種類ほど用意されているハンドドリップコーヒーのほかに、エスプレッソメニューや紅茶・ハーブティー、クラフトビールなども提供されているため、店舗に訪れるたびに新たな楽しみ方ができるだろう。
自然を感じられる魅力的な店舗デザイン
瀬戸内海の砂浜や洞窟などの自然からインスピレーションを得た同店のデザインは、「useful architects」の松下有為氏が手がけた。同氏は“つなぐ”という意味をもつ「Et」というブランド名から、思わず人が集まりたくなる場所、または文化が発祥する場所となることを重視した。
波打つような座席のデザインや、1階から2階へとつながる螺旋階段などの曲線が特徴的な内装は、あえて区切りをつけず、場所が決定づけられないつくりにしているという。
できる限り自然を感じられる素材を取り入れながら、同店の前にある公園と一体感が得られるような空間では、スツールやテーブルにも使えるフレキシブルな家具を取り入れて、場所を自由に使えるのも当カフェの魅力だ。
また、テーブルウェアには、オリジナルのグラスや黄粉引カップなど、注目の作家の器が使用されており、中でもグラスは物販購入も可能となっている。
こだわりの空間でコーヒーやフードをゆったりと味わながら、新たなカルチャームーブメントの芽吹きを感じたい。
Et -THE CULTURAL COFFEEHOUSE-(エト ザ カルチュラルコーヒーハウス)
所在地:東京都世田谷区北沢2-22-3 1・2F
営業時間:8:00〜20:00
公式Instagram:https://www.instagram.com/ettheculturalcoffeehouse
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000154364.html
(kyoko.)