ミッドセンチュリーの名作食器が復刻!白く美しい「會田雄亮 Oval Whiteシリーズ」

陶磁器メーカーの「ニッコー」は、1970年代に陶芸家・會田雄亮(あいだゆうすけ)さんによってデザインされた「會田雄亮 Oval Whiteシリーズ」を、サステナブルな素材を使って復刻。11月28日(木)より、公式オンラインショップおよび直営店で販売開始となった。

約半世紀の時を経て復刻された、日本を代表する陶芸家の名作に注目したい。

現代のライフスタイルに合わせて復刻した名作

會田雄亮さんは宮之原謙さんに師事し、陶芸の道へ。37歳でイタリア/ファエンツァ国際陶芸コンペで金賞を受賞。陶芸技法のなかでも非常に難しい、2種類以上の色土を重ね合わせ断面に出来る模様をそのまま器に形成する「練上(練り込み)」という技法において、日本を代表する陶芸作家だ。

彼は、陶芸作品から環境造形まで、自然との調和を大切にした創作活動を続け、その高い技術と完成度は国内外で高く評価されている。

昭和の海外輸出向け食器をアップデート

のびやかな造形と華やかな存在感を持つ彼の「Oval White」シリーズは、暮らしの中で親しまれてきた。

発売当初は硬質陶器素材を使用し、海外向け輸出用として製造。その後、日本の家庭でも使いやすいサイズに調整し、国内向けに展開している。

そして今回、さらに素材を刷新。サステナブルで美しい白さを誇る「NIKKO FINE BONE CHINA(ニッコーファインボーンチャイナ)」を使用し、新たな魅力を加えて復刻した。

伝統を受け継ぎながら、現代のライフスタイルに寄り添うシリーズだ。

名作へのリスペクトを込めて、器の美しいラインを再現

山梨県にある會田雄亮さんの「忍野窯」には、ポットやプレートの原型が残っている。彼は試作品の型を石膏などで何度もつくり、実際にラインや形状を確かめながらひとつひとつデザインしたといわれている。

そんな自然と対話するような器のゆるやかな美しいラインを再現するために、今回の復刻では石膏の鋳型で成形する「鋳込み」という製法ですべてのアイテムを製造。同シリーズには、プレートやボール、オーバルトレーのほかに、ポットやカップ&ソーサーなどをラインナップしている。

トップシェフに支持される、サステナブルな器

ニッコーのボーンチャイナ製食器「NIKKO FINE BONE CHINA」は、純白で美しく、ホテルやレストランでのヘビーユースに耐えられる強度をもつことから、日本国内にとどまらず世界中のプロフェッショナルから多くの支持を受けている。

さらに、同製品に多く含まれる「リン酸三カルシウム」を肥料にリサイクルする技術を確立し、食器をリサイクルした肥料「BONEARTH(ボナース)」の開発・販売を開始した。

サステナブルな素材でアップデートされた名作を手に入れてみては。

會田雄亮 Oval Whiteシリーズ
販売:公式オンラインショップ、直営店
特集ページ:https://www.nikko-tabletop.jp/collections/aidayusuke-oval-white

NIKKO SHOWROOM・STORE/LOST AND FOUND TOKYO STORE(直営店)
所在地:東京都渋谷区富ケ谷1丁目15-12
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜日

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000031345.html

(田原昌)