鹿児島県奄美大島にある宿泊施設「伝泊 The Beachfront MIJORA」に隣接したレストラン&バー「2 waters」が、10月3日(木)より新たなコンセプトでリニューアルオープン。
新コンセプトは、奄美の息吹とともに、自然の恵みを堪能する新たな食体験だ。奄美ならではの黒糖焼酎やカクテルとともに堪能しよう。
奄美大島の美しい自然と対話できるヴィラ
「伝泊 The Beachfront MIJORA」は、2019年に誕生したヴィラリトリート。そのコンセプトは「島の自然と対話する」こと。
奄美で入手可能な最大サイズのガラス窓に映る景色は、刻一刻と移り変わる海や空の表情をまるで一枚の絵のように切り取る。
奄美の伝統建築「高倉」をイメージした、焼杉の屋根と無機質でシンプルなコンクリートの壁がつくりだす空間で、日常の喧騒を忘れて目の前の自然と向き合う、静謐で禅的な宿泊体験ができる。
そして「2 waters」は、同宿泊施設に隣接した、フロント兼レストラン&バーだ。
リニューアルで体験する奄美のエネルギー
今回のリニューアルでは、「奄美を喰らう」というコンセプトのもと、奄美の豊かな自然と文化が体感できる料理が味わえる。
奄美は太古の森に降り注ぐ雨と温暖な気候により、多様な食材が育つ。
同店では、そんな食材の約85%以上を地元生産者から仕入れており、生産者との対話を通じて、島の行事で振る舞われる伝統的な料理やその歴史、美味しさにこだわった育て方や食材との向き合い方などの奥深さに触れてきた。
今回新たに誕生したメニューは、島の文化と生産者の想いを反映させ、料理を通じてその生命力を感じられるような一皿だ。
奄美の恵みを五感で堪能するディナー
リニューアルで登場する、新しいメニューをいくつか見てみよう。
「アマミシシ(琉球猪)のラザニア」は、古くから伝統的な祝いの席で振る舞われていた奄美のジビエである猪を使用した一皿。香味野菜と赤ワインで煮込んだボロネーゼにベシャメルをしっかり重ね、オーブンで焼き上げた。
特別な日にだけ食べる文化に重ね、奄美で過ごす時間が「ハレの日」のように良い時間になるようにと、シェフの想いが込められた一品だ。
「田芋(ターマン)の島味噌焼き」は、笠利町の屋仁集落で育った田芋を島ザラメで炊き、島でよく食される味噌を乗せてオーブンで焼き上げた、黒糖焼酎との相性も良い一品。
ディナー付きプランや正月のプランも予定
奄美で受け継がれてきた食文化の体験や期間限定の特別ディナーなど、3つのプランが今後販売される予定だ。
まずは、現在予約を受け付けている正月のプラン。
奄美大島では、新年を迎える感謝や、家族や集落の絆を確認し健康や豊かさを願う「三献(さんごん)」という習慣がある。同店ではそんな奄美の文化に倣い、1月1日限定で三献朝食を提供する。
ほかにも「“奄美を喰らう”ディナー付きプラン」や、「クリスマス限定ディナー付きプラン」の販売も予定している。
食を通して、奄美大島の魅力を感じてみては。
2 waters
オープン日:10月3日(木)
所在地:鹿児島県奄美市笠利町外金久亀崎986-1
営業時間:17:00~21:00(L.O.20:00)
営業日:木・金・土・日曜日 ※営業日が祝日の場合も営業
公式サイト:https://den-paku.com/eat_amami
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000032911.html
(田原昌)