ブランドのコンサルティングなどを手がけるKITO社が、新たにクラフトドリンクブランド「Brewing Tomorrow」をローンチ。
ブランド第一弾商品として、アルコール度数0.5%のローアルコールクラフトビール「BREWTO」を開発。クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」から先行発売した。
しっかりとした味、それでいて酔わないビールを目指して
KITO社がクラフトドリンクに関する事業を開始したのは2022年のこと。当時はまだコロナ禍の最中で、酒の場が制限されていた。
しかしながら、その影響でノンアルコールビールを受け入れ、楽しむ人の姿もよく見られるようになった。同社ではその様子を目にして、「味わいはビール、それでいて酔っぱらいすぎず“ほろ酔い気分”になれるドリンクを開発できないか」と考えるように。
古くから親交があった山口地ビール社の中川氏に相談し、2年に近い歳月をかけてホップの香りとパンチの効いた苦味が楽しめるローアルコールクラフトビール「BREWTO」をつくり上げた。
試行錯誤の末に納得のいくビールが完成
「アルコールを気にせずおいしく飲めるクラフトビールを作りたい」—両社の目標は明確だったが、実際にそんなビールをつくるためには試行錯誤が必要だった。
麦とホップを配合し醸造するだけでは普通のビールになるし、アルコールの発生を抑制すると味わいや香りが劣化してしまう。
そこで両社は糖度や発酵の温度を細かく調整し、ようやく満足のいく味わいへと到達。また、水は山口鳴滝の湧き水を使用することで、すっきりとした喉越しを実現した。
クラフトビール特有の味を楽しめる「BREWTO」
「BREWTO」は、香り高い3種類のホップを配合した「トロピカルXPA」スタイルのローアルコールビール。フルーティーなアロマと爽やかな苦味が特徴で、ローアルコールながらクラフトビール特有のしっかりした味わいと風味を楽しめる。
日本では、アルコール度数が1%未満の飲料は法律上「清涼飲料水」として扱われる。しかし市場では「ローアルコールビール」としてカテゴライズされているのが実情だ。
BREWTOは“飲める人と飲めない人”の間をつなぐべく、アルコール分を0.5%という微量に設定。加えて、“飲みニケーション”の距離を縮めるべく、味についても妥協なく仕上げた。
KITO社では、ビールの製造過程で生まれる副産物である「モルト糟」を使った「モルトグラノーラ」も開発中だ。今後はビールづくりで培った知見を活かし、環境にも配慮したプロダクトを展開していくという。
これからの同社の活動からも目が離せない。
ローアルコールクラフトビール「BREWTO(ブリュート)」
CAMPFIRE商品詳細ページ:https://camp-fire.jp/projects/787275/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000149853.html
(IKKI)