来たる10月、三越日本橋本店内の中国料理店「日本橋紫苑」が、清朝宮廷料理の真骨頂ともいえる“四大乾貨(よんだいかんか)”を中心に、和のエッセンスを融合させた新メニューへとリニューアルする。
中国特級調理師である郭シェフの集大成ともいえる同メニューは、思わず顔がほころぶ美味しさとともに、美容や体質補強効果まで期待できる。
清朝宮廷料理を極める郭シェフ
2012年より清朝宮廷料理のレストランを展開してきた郭シェフは、日本で30年、日本橋で12年、日本人の味覚に合う料理を模索しながら腕を振るい続けてきた一流の料理人だ。
とくに熟練者でも難しいとされる乾物の戻しは、清朝宮廷料理を極める同シェフならではの技術だという。
四大乾貨=なまこ・あわび・ふかひれ・魚の浮袋
10月より展開する新メニューは、「清朝宮廷料理の伝統と和の融合」がキーワード。「参鮑翅肚(シェンバオチードゥー)」と称される四大乾貨、なまこ・あわび・ふかひれ・魚の浮袋を味わい尽くすべく、さまざまな趣向を凝らしているという。
その中でも、希少価値が高く日本ではあまり知られていない、魚の浮袋に注目したい。「花膠(はなにかわ)」とも呼ばれる魚の浮袋は、ふかひれよりも豊富なコラーゲンを持ち、中国では美容や体質補強効果にも優れた滋養食とされている。
それでは、代表的なメニューを紹介していこう。
四大乾貨のすべてを堪能できる「仏跳牆」
蓋を開けた瞬間から至福のひとときが始まる「仏跳牆(ふっちょうしょう)」は、四大乾貨のとろける美味をじっくりと楽しむことができる。
濃厚なスープがたまらない「ふかひれの姿煮込み」
スープの旨みがふかひれの繊維一本一本に染みわたっている「ふかひれの姿煮込み」は、歯ごたえとボリューム感を特徴とする「吉切鮫」と、独特の舌ざわりが楽しめる「毛鹿鮫」という2種類が用意されている。
北京料理の代表格「なまこの北京式葱風味煮込み」
なまこは、海の朝鮮人参を意味する「海参(ハイシェン)」とも呼ばれ、強壮作用や老化防止の作用があると伝えられている。
清朝宮廷料理の真髄に和のエッセンスを融合した新メニューは、美食家たちの舌をも満足させることだろう。
日本橋紫苑
所在地:東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越 新館 10F
アクセス:東京メトロ「三越前駅」A2出口ならびにB4出口より徒歩1分
営業時間:11:00~16:00(ランチ)、17:00~22:00(ディナー)
公式サイト:https://www.n-shion.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000149441.html
(zlatan)
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