夏は終わりを迎えたが、涼しさが増すこれからの季節を狙って旅行を計画する人も少なくないはず。日頃の疲れを癒すなら、旅の目的地として“温泉”を候補に挙げておきたい。
今回の記事では、日本で有数の温泉地・指宿にフォーカス。老舗旅館「いぶすき秀水園」が秋の会席メニューを発表したので、合わせて紹介したい。
業界人からも高く評価される「いぶすき秀水園」
鹿児島・指宿にある「いぶすき秀水園」は、1968年に創業した老舗旅館。創業当初は焼酎製造会社を営んでいた先代が別荘を改装し、8室の「旅館喜楽」としてスタートしたが、その後の改装や増築を経て46室の規模となり「いぶすき秀水園」に改名した。
旅館の細やかなもてなしと質の高いサービスは、旅行業界のプロにも高く評価されている。昨年末に旅行新聞社が発表した「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」では、料理部門で40年連続1位を獲得。また、2023年度の「人気温泉旅館ホテル250選」や「5つ星の宿」にも認定されるなど、その質はお墨付きだ。
指宿で砂むし温泉を満喫しよう
また、指宿といえば、世界的にも珍しい「天然砂むし温泉」で有名。いぶすき秀水園から徒歩4分の砂むし会館「砂楽」では、自然湧出する豊富な温泉を利用した砂むし温泉を楽しむことができる。砂むし温泉はデトックス効果が高く、神経痛やリウマチ、冷え性などの改善も見込めるとされ、国内外の観光客からも人気だ。
砂むし温泉に足を運んだら、その砂の質にも注目してほしい。たび重なる火山噴火の影響から、指宿の砂浜には特有の“黒さ”がある。砂の粒も一般的なものより大きく、その大きさのため空気がほどよく通りサラサラとした不思議な触感となるのだそう。
「秋月会席」で旬の味覚を楽しむ
いぶすき秀水園では11月15日(金)までの期間、旬の食材をふんだんに使用した「秋月会席」を提供している。
料理長こだわりのメニューの一つが「甘鯛公孫樹焼き」。銀杏をペーストにして味付けした甘鯛と、秋刀魚の昆布巻きが並んだ贅沢なメニューだ。
秋刀魚は生のものを使い、香ばしく焼き上げた後、骨まで柔らかくなるよう4時間かけて戻し、昆布で巻いて炊いて味つける。深い秋刀魚の滋味は、まさにこのときにしか出会えない味だ。
さらに、吸物の「月とすっぽん」にも注目したい。冬眠に向けて栄養を蓄えたすっぽんの旨味とコラーゲンがたっぷり詰まったスープは、健康にも美容にも効果抜群。丸く抜かれた玉子豆腐と合わせると、まるで満月を思わせるビジュアルに。視覚的にも楽しめる一品だ。
この秋はいぶすき秀水園の上質なサービスと会席料理、そして指宿ならではの砂むし温泉を楽しみながら、心身ともにリフレッシュできるひとときを過ごしては。
いぶすき秀水園
所在地:鹿児島県指宿市湯の浜5丁目27-27
公式サイト:https://www.syusuien.co.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000132617.html
(IKKI)