近年、目まぐるしく進化を遂げるワイヤレスイヤホン。そこで今回は、特にスポーツシーンで役立つワイヤレスイヤホンを5点ピックアップ。安全性が高く、音楽と共に周囲の音にも気を配れるオープンイヤー型のアイテムを集めたので、一挙に紹介したい。
目次
・“ずれにくさ”にこだわったサンワサプライのイヤホン
・「AVIOT」のイヤホンは超軽量な着け心地を実現
・「Shokz」の最新イヤホンはフィット感を強化
・「Xiaomi」初のイヤホンは音質・着け心地共に最高クラス
・空気伝導タイプの「EDIFIER」のイヤホン
“ずれにくさ”にこだわったサンワサプライのイヤホン
サンワサプライ社が今夏発売した「400-BTTWS5BK」は、ランニングや通勤時の「ながら聴き」に最適なオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン。
同モデルは耳に合わせて調整可能な可動式イヤーフックを備えているため、激しい運動時でも耳元にしっかりフィット。ずれたり落としたりする心配がない。
もちろん、音質についても申し分ない。同モデルは14.2mmの大型ドライバーを搭載しており、迫力のあるサウンドを実現。加えてENCノイズキャンセリング機能により、通話中には雑音をしっかり軽減できる。
最大6.5時間の連続再生が可能で、充電ケースを使用すれば合計78時間まで使用可能。IPX5の防水性能も備えており、汗や雨にも強い。
手頃な価格も魅力なので、これから日々の習慣に運動を取り入れようと考えている人は「400-BTTWS5BK」から検討してみて損はないだろう。
400-BTTWS5BK
価格:4,980円(税込)
商品詳細ページ:https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/400-BTTWS5BK
※記載の情報は8月1日(木)時点のものであり、仕様・価格・外見などは予告なく変更となる場合がある
「AVIOT」のイヤホンは超軽量な着け心地を実現
日本発のオーディオブランド「AVIOT」が今夏発売した「TE-H1」は、片耳わずか7.5gという超軽量設計のオープンイヤー型イヤホン。
ブランド独自のヘリカルイヤーフックという形状を採用しており、耳全体でイヤホンを支えるためメガネやマスクを着用したままでも快適に使用することが可能。その軽さも相まって、長時間耳に着けていてもほとんど疲れない。
オーディオブランドらしく、音質にもこだわりが。同モデルは新開発の14.2mm大口径ドライバーにより、まるでスピーカーで聴いているかのような臨場感あふれるサウンドを実現。LDACに対応しているため、ワイヤレスでもハイレゾ音源を楽しめる。
また、音漏れ抑制モードを搭載しているため、混み合ったジムでも安心して使用可能。充電ケースを活用すれば最大で約42時間も長時間再生でき、さらに急速充電にも対応している。約10分の充電で最大60分も再生できるというから嬉しい。
日常生活からスポーツまで幅広く活躍するハイエンドな品を探す人は要チェックだ。
AVIOT TE-H1
価格:16,940円(税込)
商品詳細ページ:https://shop.aviot.jp/c/product/openpiece/te-h1
「Shokz」の最新イヤホンはフィット感を強化
オープンイヤー型のイヤホンといえば「Shokz」を思い浮かべる人も少なくないだろう。同ブランドがこの春に発売した「OpenFit AIR」は、“耳をふさがない”というブランドコンセプトを継承しつつも、新たに多数の優れた特徴を備えていることで話題になっている。
まず特筆したいのがそのフィット感だ。同モデルのイヤーフックは、超極細0.75mmの形状記憶特性を持つニッケルチタン合金とソフトシリコンで作られている。形状はティアドロップ型にすることで、圧迫感を最小限に抑え、メガネと併用して使えるよう工夫した。
ランニングやサイクリングなど屋外で使用することを考え、リスニング機能もバランス良く強化。ブランド独自のOpenBass Airを搭載することで、深い低音とクリアなサウンドを実現しつつ、不必要な騒音を効率的に排除できる仕様に整えている。
「Shokz」というブランド自体、スポーツ好きからの支持も厚い。信頼感においてはピカイチと言えそうだ。
OpenFit AIR
価格:19,880円(税込)
商品詳細ページ:https://jp.shokz.com/products/openfit-air
「Xiaomi」初のイヤホンは音質・着け心地共に最高クラス
スマートデバイスを得意とするブランド「Xiaomi」もこの夏、ブランド初となるオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「Xiaomi OpenWear Stereo」を発売した。
Xiaomi OpenWear Stereoは、17mm×12mmの楕円形ドライバーにより深い低音を実現。LHDCに対応しており、ハイレゾ音質を奏でる。
また、オープンイヤー型のイヤホンといえば“音漏れ”が課題として挙がりがちだが、こちらはイヤホン内部に別ユニットの10mmドライバーを内蔵することで音漏れの問題を低減した。
充電ケースを併用すれば最大38.5時間の再生が可能で、Google Fast Pairに対応しているためAndroidデバイスであればスムーズに接続可能。IP54等級の防塵防水性能により、急な雨や汗にも対応でき、スポーツやアウトドアでも安心して使用できる。
デザインにも妥協はない。他のハイエンドなイヤホンと同じく、イヤーフック部分はニッケルチタン形状記憶合金ワイヤーとシリコンを採用。形状も人間工学に基づいてデザインされているので、長時間装着していても疲れにくい。イヤホンを収納するケースもファブリックの質感にして傷に強くするなど、細部にまでこだわっている。
ブランドをさらに高みへと押し上げるハイエンドイヤホンと言っても過言ではなさそうだ。
Xiaomi OpenWear Stereo
価格:14,980円(税込)
商品詳細ページ:https://www.mi.com/jp/product/xiaomi-openwear-stereo
空気伝導タイプの「EDIFIER」のイヤホン
最後に紹介するのは、「EDIFIER」のオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「Comfo Run」。骨伝導ではなく空気伝導を採用した品で、骨伝導と比べて自然かつクリアなサウンドを奏でるのが特徴だ。
同モデルはこの伝導方式に合わせる形で、16.2mmの大口径PUとウール複合素材振動板のドライバーを採用し、奥行きと臨場感のあるサウンドを実現した。
4基のマイクとビームフォーミング技術を備えているため、通話中は騒音に邪魔されることなくスムーズに相手とコミュニケーションをとれる。
形状は人間工学に基づきデザイン。本体重量は32.2g、ニッケルチタン合金ワイヤー製なのでタフで、耳にも負担をかけない。さらにはIP55準拠の防塵防水性能も備えているため、突然雨に降られても問題ナシ。アウトドアやスポーツシーンでの使用にも適している。
バッテリーの持ちもピカイチ。最大で約17時間も連続再生でき、もちろん急速充電にも対応している。たった15分充電するだけで、約5時間も使用することが可能だ。
Comfo Run
価格:9,980円(税込)
商品詳細ページ:https://www.edifier.jp/products/comfo-run
いずれも、ランニングやアウトドア、日常のアクティビティに最適なイヤホンばかり。それぞれの特徴を見て、自身のニーズを満たす逸品を手に入れたい。
(IKKI)