キヤノンは、3D VR映像撮影専用のRFレンズとして初めてAPS-Cサイズカメラに対応した「RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE」を、6月28日(金)に発売する。
同レンズは、手軽に高画質な3D VR映像撮影を実現。キヤノンの映像撮影システム「EOS VR SYSTEM」をもって、初めて3D VR映像撮影に挑戦するユーザーのニーズに対応する注目のアイテムだ。
初めて3D VR映像撮影に挑戦するユーザーに応えるレンズ
キヤノンの「EOS VR SYSTEM」は、高画質な映像と、効率的なワークフローを実現する3D VR(Virtual Reality)映像撮影システムとして、3年前の立ち上げ以来、本格的な3D VR映像撮影をサポートしてきた。
今回発売する「RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE」は、手軽に3D VR映像撮影にトライできるようになっており、初心者にもおすすめだ。
APS-Cカメラに適したレンズ設計とASC
高画質な3D VR映像撮影を可能とするために、APS-Cサイズカメラに最適なレンズ光学設計を採用。UDレンズ2枚を含む8群11枚のレンズを効果的に配置することで、画面全体で高画質を実現する。
さらに、特殊コーティング技術「ASC(Air Sphere Coating)」を採用することにより、曲率の大きなレンズで発生しやすいフレアやゴーストを低減する。
小型・軽量設計による優れた携帯性と快適な操作性
APS-Cサイズカメラ用とすることで、全長約54.6mm、質量約290gの小型・軽量設計と優れた機動性を実現する。
3D VR映像撮影が可能なRFレンズとして、初めてステッピングモーターで駆動する二眼連動のAF機構を搭載し、一般的なRFレンズと同様の操作感で、高速・高精度なAFを利用することができる。
さらに、撮影画角を144°とすることで、三脚などの写り込みを避けながら快適な撮影を実現する。
専用アプリケーションで簡単にVR映像へ変換&編集
「EOS VR SYSTEM」用のPCアプ「EOS VR Utility」や、「Adobe Premiere Pro」専用プラグイン「EOS VR Plugin for Adobe Premiere Pro」により、撮影した144°分の撮影データから、140°の撮影データを切り出し、VRフォーマットに変換することが可能。
また、アプリケーション内の手ブレ補正機能を活用し、撮影後に微細な手ブレを補正することで、安定した3D VR映像を楽しむことができる。
「EOS VR SYSTEM」を強化することで、幅広い3D VR映像撮影のニーズに応えていくというキヤノン。「RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE」を活用して、仮想現実の世界を映像で表現してみよう。
RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE
価格:オープン価格
発売日:6月28日(金)
公式サイト:https://personal.canon.jp/product/camera
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001007.000013980.html
(高野晃彰)