マウンテンバイクのドリームチーム「Asia Union TCS Racing Team」結成!アジア各国チャンピオンが世界へ挑戦

アジアから世界へ──国境を越えたドリームチームが結成された。

アジアマウンテンバイク界のレジェンドである山本幸平氏が監督を務め、アジア各国のナショナルチャンピオン選手を集めた「Asia Union TCS Racing Team」が発足。アジア唯一のUCI(国際自転車競技連合)登録チームとして、世界に挑戦する。

“生きるレジェンド”山本幸平氏が監督

監督を務める山本幸平氏は、北京オリンピックから4大会連続オリンピック出場、全日本選手権12回優勝、アジア選手権10回優勝という経歴をもつ。

2013年には世界ランキング11位となり、アジアマウンテンバイク界の“生きるレジェンド”と呼ばれる。

現在もプレイングマネージャーとしてレース活動を行いながら、これまでの経験を生かして若い世代へスポーツの素晴らしさを伝える活動に尽力している。

今回のチーム結成の目的も、トップ選手の育成やレースに勝つことだけにとどまらない。マウンテンバイクの普及や、国際的で意義のある社会活動など、多角的に活動していくという。

また、山本監督はアジアからの世界チャンピオン獲得に貢献したいという強い想いを胸に抱いている。

チームの活動や理念を多くの人に知ってもらうためにも、まずはUCIワールドカップなどの国際大会で常連としての地位を築き上げること、そして2028年ロスオリンピックへの出場を目指していくという。

「アジアから世界へ」というミッションを掲げ、競技人口やファンが拡大し続けているアジアのマウンテンバイク界を盛り上げる。

アジア各国からナショナルチャンピオン選手が集結

集まったのはアジア各国で活躍するチャンピオン選手たちで、これは異例のことだという。

シンガポールから参加するリアッド・ハキム選手は2023年シンガポールナショナルチャンピオンシップXCO・XCE・XCC優勝。インドネシアのサユ・ベラ選手は2023年シーゲームXCO1位、インドネシア選手権XCO1位の実力。

日本の松本佑太選手は2022年全日本選手権XCE優勝、WカップXCE10位の成績をもつ。フィリピンから参加するエセビア・ニコル選手は2023年フィリピン選手権XCE3位、シーゲーム出場。

チームは日本からアジアへ、そして世界への架け橋となることを目指す。それを実現するための最短ルートは、やはり「勝つこと」になるだろう。若きチームが国際舞台に羽ばたいていく軌跡を見守りたい。

チーム公式ホームページ:https://a-uniontcs.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000138657.html

(SAYA)