【まとめ】秋冬コーデの主役に。大人男性が実用的に使える、各ブランドの新作コート&ジャケットを紹介

ここ数日でグンと気温が下がり、いよいよ秋冬シーズン本番というところ。しかし、9月下旬まで暖ったこともあり、まだ衣替えやアウターの新調を終えていない人もいるのでは。

そこで今回は、大人男性の装いを秋冬らしく変えてくれる、人気ブランドがそれぞれリリースした新作アウターを紹介したい。

目次
「L’ECHOPPE」のウールバルカラーコート
「JAPAN DENIM」のDENIM MODS COAT
「Goldwin」の3L マックコート
「カナダグース」のMclean Jacket
「NEWYORKER」のラグランスリーブコート

「L’ECHOPPE」のウールバルカラーコート

「L’ECHOPPE(レショップ)」からは、定番のバルカラーコートのカタチはそのままに、真冬にも対応可能なウール素材を採用した「ウールバルカラーコート」が登場。

カラーはブラック・ネイビー・カーキの3色。色ごとに使用する素材が異なり、特性もそれぞれだ。

ブラックは英国羊毛60%にオーストラリアメリノ40%のツイード仕上げ。ツイードと言っても、畝(うね)の立ついわゆるツイードではなく、単色のウール地といった印象だ。太くて硬い繊維で、雨にも強く型崩れしにくい。使うほど素材の味が出て毛羽が立ち、エイジングを楽しむこともできる。リュックを背負っても摩擦によるダメージが少ない、もっともヘビーユースに適したカラーと言えるだろう。

ネイビーはウール100%のフランネル素材を採用。イタリアのフォーマルスタイルをイメージして、どこか艶感のあるダークネイビーに仕上げた。表面はなめらかで、ブラックに比べると繊細なため摩擦には注意が必要だが、その一方で軽量で着心地が良く秋から真冬まで活躍する。ベルトをまとったときのドレープも美しい。

カーキは昨年も人気を博したカラーだ。ウール100%ライトメルトン素材を使用し、柔らかく光沢感のある仕上がりに。ミリタリーの冬のジャケットコートをイメージし、ボリューミーな生地を用いて仕立てたという。

自身の生活スタイルやワードローブと照らし合わせながら、冬の基礎となる一着を選びたい。

LE WOOL Balcollar Coat
価格:85,800円(税込)
商品詳細ページ:https://baycrews.jp/item/detail/lechoppe/blouson/23020053200030?q_sclrcd=040

「JAPAN DENIM」のDENIM MODS COAT

秋のワードロープに欠かせない素材といえばデニムだ。

サステナブルなデニムアイテムを生み出すブランド「JAPAN DENIM(ジャパンデニム)」も、2023秋冬シーズンの新作をリリース。中でも注目したいのは、洋服に関するアプローチを全て日本国内で行うデザインチーム「marka(マーカ)」が手がけたデニム生地のモッズコートだ。

デザインソースとなっているのは、アメリカ海軍のM-65フィッシュテール・パーカー。markaはデニム生地を使い、このアイテムをモダンにアップデートした。休日にさっと纏いたくなる、カジュアルな印象の1着だ。

DENIM MODS COAT
価格:69,300円(税込)
商品詳細ページ:DARK INDIGO/https://www.japandenim.jp/c/newitem/2404705842954
BLACK/https://www.japandenim.jp/c/newitem/2404705842985

「Goldwin」の3L マックコート

近年、アパレル業界にも“持続可能性”を重視する波が広がっている。アイテム選びの要素として、この点に気を置いている人も少なくないだろう。

「Goldwin(ゴールドウイン)」は今シーズン、サステナブルな構造タンパク質素材「Brewed Protein(ブリュード・プロテイン)繊維」を使用したコレクションをリリース。ジャケットやテーパードパンツなどさまざまなアイテムがラインナップするが、イチオシはやはりマックコートだ。

Goldwinのマックコートは、ビジネスからカジュアルまで、さまざまなシーンやスタイリングに対応できる汎用性の高さが魅力。今季は表地素材をBrewed Protein繊維に置き換え、従来モデルをアップデートした。

シルエットはゆとりのある美しいAライン。1枚パーツで形成されるラグランスリーブも、ラフな魅力を引き出している。

この他、フロントボタンを閉じたまま内側へのアクセスが可能なスルーポケットや、動きやすさを考慮したセンターベントなど、ディテールにもこだわった。

3L マックコート
価格:176,000円(税込)
商品詳細ページ:https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/GL03701BP

「カナダグース」のMclean Jacket

冬に大人男性の注目を集めるブランドといえば、なんといっても「カナダグース」。品質にこだわりカナダ国内で生産されるダウンジャケットは、長年多くの人々を魅了し続けている。

そんなカナダグースはこの秋、日本限定のコレクションをリリース。アウターとしてはもちろん、スタイリングも可能な使い勝手の良いものを探している人には、このコレクションの中の「Mclean Jacket」をおすすめしたい。

こちらは2020年のスプリングBRANTAコレクションに登場した「ヘリオス ジャケット」をリバイバルした逸品で、前述の通り、しっかり防寒したい際は分厚いアウターの下に重ねて着込めるのが魅力。

軽量で撥水性に優れた生地を使用し、フィット感のある着心地に仕上がっている。

Mclean Jacket
価格:170,500円(税込)
商品詳細ページ:https://www.canadagoose.jp/shop/canadagoose/Mclean+Jacket/item/view/shop_product_id/1720

「NEWYORKER」のラグランスリーブコート

秋冬のスタイルをトレンディに、かつ上品に決めたいならラグランスリーブコートがおすすめ。程よくゆったりとしたシルエットなので、スタイリングを重ねても着膨れして見えないのが嬉しい。

「NEWYORKER(ニューヨーカー)」からは、これまでブランドで愛されてきた「グレンチェック」をインスピレーション源にしたラグランスリーブコートが販売されている。

チェックを織る糸は、ウール100%のものを使用。シーズンカラーであるパープルとワインレッドのオーバーペインをさりげなく配し、アクセントの効いたグレンチェックに仕上げた。また、環境負荷を考慮して染色ダメージが少ない無染色糸を配合しているのもポイントだ。

襟裏のレザー使いは、ブランドの過去のアーカイブをオマージュしたもの。あえてフェイクレザーを採用することで、現代的な価値をプラスしたという。

ARCHIVE NEWYORKER グレンチェックオーバーペイン ラグランスリーブコート
価格:110,000円(税込)
商品詳細ページ:https://www.ny-onlinestore.com/shop/g/g15339360-2023?utm_source=newssite&utm_medium=pr

気分が上がる上質なアウターで、秋冬シーズンのオシャレを楽しんでは。

(IKKI)