日本料理とシャンパーニュのペアリングを探究。シャンパーニュ「ポメリー」と料亭「京都吉兆」のコラボ

シャンパーニュの「ポメリー」は、世界にその名を知られる料亭「京都吉兆」と共に、日本料理とシャンパーニュのペアリングを探究する、長期コラボレーションを実施する。

同コラボレーションでは、春夏秋冬でのイベントを行うだけでなく、ペアリングメニューの一部は通常のメニューとしても楽しめるようになっている。

「京都吉兆」で、究極のマリアージュを体験してみよう。

史上初のブリュットを造り出した「ポメリー」

「ポメリー」は、1836年、シャンパーニュの中心都市ランスに設立された。マダム・ポメリーは1874年にシャンパーニュ史上初のブリュット(辛口)を造り出し、シャンパーニュ最大の醸造元へと発展させた。

同シャンパーニュのスタイルは、エレガントな香りとフレッシュかつ快活な味わい、そして魅力的な長い余韻だ。

洗練を極めたプレステージシャンパーニュ

プレステージシャンパーニュの「キュヴェ・ルイーズ」の本質は、3つの珠玉のグラン・クリュ畑の専用区画にある。その区画は、理想的な畑の位置、成長の状況、ブドウの香りの豊かさなどを確認した上で選ばれている。

これらはマダム・ポメリーが早くからその重要性に気づき、1881年から優れたブドウ畑を獲得し、拡張していった。このテロワールの個性が、ポメリー・スタイルを形作るのだ。

また、「ポメリー」のセラーは、ガロ・ローマ時代の白亜質岩に掘られた巨大なクレイエールにある。この荘厳な美しさをたたえたセラーの中で、最低8年間の熟成を経て完成する傑作が、「キュヴェ・ルイーズ」だ。

日本文化の創造にも取り組む料亭「京都吉兆」

1930年、湯木貞一が「吉兆」を創業し、その後嵐山を本店に「京都吉兆」として独立。現在の総料理長・徳岡邦夫氏は、湯木貞一の孫にあたる。

同店は日本料理の伝統を継承しながらも、新しい表現、革新的な試みにも挑戦し、食だけでなく、日本文化の創造にも積極的に取り組んでいる。また、日本を代表する料理店として、国内外の賓客の食事会、イベントにも多数参加している。

日本料理とシャンパーニュの究極のマリアージュ

今回のコラボレーションは、革新的なメゾン「ポメリー」と、「吉兆」の創業者、湯木貞一の信条である“世界之名物 日本の料理”を受け継ぐ老舗料亭の「京都吉兆」によるもの。テイスティングイベントやソムリエとのワークショップ、食材とのコラボレーションによる地域活性化など、食の文化と未来を見据えた研究と活動を行う予定だ。

同コラボレーションでは、日本料理にとって大切な存在である“季節”を取り入れながら、世界的な傾向にある、魚と野菜を中心としたヘルシーな料理と、シャンパーニュの究極のマリアージュを4年間かけて追求する。最終的には、日本料理に合う究極のシャンパーニュを見出すことが目標だ。

ペアリングメニュー

まずはその第一弾として、秋の食材と「キュヴェ・ルイーズ」のペアリングから考案したメニューを提供する、招待制による披露の会を「京都吉兆」嵐山本店で開催する。

今後は4年間にわたり、年に一度、春夏秋冬の季節を変えて披露の会を行う予定とのこと。また、この取り組みによるペアリングメニューの一部は、通常の「京都吉兆」でも楽しめるようになっている。

日本料理とシャンパーニュがもたらす至福の時を、「京都吉兆」で味わってみたい。

京都吉兆 嵐山本店
所在地:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町58
公式サイト:https://kyoto-kitcho.com/
ポメリー公式サイト:https://pommery.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000018674.html

(田原昌)