戦場カメラマンの視点から見る戦争のリアル。渡部陽一さん新刊『晴れ、そしてミサイル』電子版刊行

ニュース映像やインターネットメディアで繰り返し目にしても、そこに流れる空気や人々の感情まではなかなか知り得ない戦争の現場。

戦場カメラマンの渡部陽一さんが、戦場の本当の姿と平和のあり方を語った電子書籍『晴れ、そしてミサイル』を8月18日(金)に刊行する。発売に先駆けて、8月12日(土)からハイブリッド型総合書店「honto」限定で1週間早く先行販売する。

戦場の日常を切り取った『晴れ、そしてミサイル』

著者の渡部陽一さんは静岡県に生まれ、明治学院大学法学部法律学科を卒業。学生時代から世界の紛争地域を専門に取材を続けてきた。

戦場で暮らす人々の生きた声に耳を傾け、とりわけ極限の状況に立たされる家族の絆には強い思いを寄せる。

イラク戦争では米軍従軍(EMBED)取材を経験。これまでの主な取材地はルワンダ内戦、コソボ紛争、チェチェン紛争、ソマリア内戦、アフガニスタン紛争、コロンビア左翼ゲリラ解放戦線、スーダン、ダルフール紛争、パレスティナ紛争、ロシア・ウクライナ紛争など世界中に及ぶ。

『晴れ、そしてミサイル』では戦場カメラマンとして世界中を取材してきた立場から、ニュースやSNSではわからない戦場の本当の姿を読者に伝える。

ウクライナでは何が起きているのか。戦場は実際どのような状況なのか。戦争の中、生活はどのように変わったのか。私たちはいったい何ができるのか。

ウクライナでもイラクでもアフガニスタンでも、戦場というのはテレビに映る戦闘シーンだけではなく「日常」でできている、と本書は物語る。

渡部さんが見てきた戦場のリアルを語る「1章 戦争は日常の中にある」から始まり、「2章 なぜ戦争が起きるのか」や「4章 平和のためにできること」などのテーマを掘り下げていく。背景にある貧困や、日本の在り方についても考える。

写真や動画とともに、実際の戦争の姿や戦争が起きる理由、そして平和とは何か、そのために私たちができることを何かを鋭く問いかける1冊。先行販売中はhonto、発売日以降は電子書籍を扱う各ストアにて購入できる。国際社会の一員として、平和について考えたい。

『晴れ、そしてミサイル』
定価:1760円(税込)
発売日:一般発売 8月18日(金)、honto先行発売 8月12日(土)
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
ISBN:978-4-7993-2980-1
honto書籍ページ:https://honto.jp/ebook/pd_32717960.html

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001156.000018193.html

(SAYA)