佐賀県は、美術館に飾るような器で佐賀の美食を楽しむプレミアムレストラン「USEUM SAGA（ユージアムサガ）」の第4弾を、2023年2月4日（土）より武雄市にて数日限定で開催する。

芸術性の高い器と一流シェフの料理の共演を楽しめるイベントをチェックしよう。

佐賀県の食文化創造事業「サガマリアージュ」

佐賀県は、「食材」と「器」と「料理人」を組み合わせた食文化創造事業「サガマリアージュ」を推進中。

同事業では、県内料理人と食材や器などの作り手が集まり、知識・技術・感性などを共有しスキルアップを図る“サガマリアージュラボ”、料理人を志す学生や若手料理人に学びの機会を作る“サガマリアージュアカデミー”などを展開している。

そして「USEUM SAGA」も同事業の取り組みのひとつ。サガマリアージュラボでの活動を通じて磨いた知識・技術・感性などを表現・発信する場として、人間国宝などの器を使った期間限定のプレミアムなレストランイベントを開催する。

自然と伝統文化が調和する地に2人のシェフが登場

そんな同イベントの第4弾の舞台に選ばれたのは、嬉野温泉と並び1,200年以上の歴史を持つ温泉の町「武雄市」。神話に由来する「御船山」や樹齢3,000年以上の御神木「武雄の大楠」、霊山「黒髪山」など神聖な場所が点在し、唐津系の流れを汲む「武雄焼」が400年以上受け継がれる町だ。

この風光明媚な自然と伝統文化が調和する地に、九州と東北という文化圏の異なる2人のシェフが登場。「御船山」のふもとにある「Kaji synergy restaurant（カジ シナジー レストラン）」にて、プレミアムレストランをオープンする。

料理人のひとりは佐賀県武雄市の梶原大輔氏

ひとりは、武雄市の「Kaji synergy restaurant」オーナーシェフの梶原大輔氏。美食家たちが足繁く通うなど佐賀で今最も注目を集めるシェフのひとりだ。

もうひとりの料理人は岩手県遠野市の佐々木要太郎氏

もうひとりは、岩手県遠野市の「とおの屋 要」オーナーシェフの佐々木要太郎氏。同店は、2021年の「The World’s 50 Best Discovery」に東北で唯一選出されたり、「The Japan Times Destination Restaurants 2021」で世界の人々のための日本のレストラン10店舗に選出されたりしている。

プログラムは2本立てで構成

今回の「USEUM SAGA」は、コラボイベントと単独イベントの二本立てで実施。どちらも完全予約制で、公式サイトにて予約を受け付けているが、定員になり次第受付は終了となる。すでに受付を終了した日程もあるため、参加希望者は早めの予約を。

2人のシェフの感性が融合するコラボイベント

コラボイベント「2 Senses Fusion」では、2人のシェフのコラボレーションメニューとドリンクのコースを提供。アルコールを飲めるコースは33,000円、ノンアルコールのコースは28,000円だ。

日程は、2月4日（土）18時開始、2月5日（日）12時開始/18時開始で、定員は各回30名となっている。

なお、コラボイベントには、両シェフと親交のあるソムリエの大越基裕氏がサポートゲストとして登場し、ドリンクを担当する。

梶原氏による限定スペシャルコースを味わう単独イベント

単独イベント「Kajihara Edition」では、梶原氏が3日間だけ提供するスペシャルメニューとドリンクのコースを提供。アルコールのコースは15,000円、ノンアルコールのコースは12,000円だ。

日程は、2月10日（金）～12日（日）の3日間で、10日と11日は12時開始/18時開始の2部制、12日は12時開始。定員は各回20名となっている。

数日限定のプレミアムレストラン「USEUM SAGA」で、見て美しく食べて美味しい料理を楽しんでみたい。

「Kaji synergy restaurant」
所在地：佐賀県武雄市武雄町武雄4239-1

USEUM SAGA 公式サイト：https://www.useumsaga.com

(Higuchi)

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