全国各地に散らばる個性豊かなスキー場を利用できる定額制パス「アースホッパー」。グリーンシーズンの遊びにも使えるよう内容を拡充してきた同サービスだが、やはり冬のスキー・スノーボードシーズンが本領発揮だ。
全38カ所の提携スキー場が順次営業をスタート。既存ユーザーの声を集めたランキングも公開されており、冬のプランニングに役立てたい。
“地球をホッピング”する定額制パス「アースホッパー」
“地球をホッピング”するように遊ぶという意味が込められた「アースホッパー」は、日本全国38カ所の人気スキー場で使える定額制パスだ。
リフト1日券として使えるほか、スキー場がグリーンシーズンに提供するマウンテンバイクやキャンプなどに対象を拡充し、通年遊べるオールシーズンパスとして展開してきた。
新しいスキー場との出会いを重視するため、1施設あたり2回までの利用限度がある代わりに、北海道から愛媛まで広く提携施設が分布する。
複数のプランがあり、もっとも自由度が高いのが最大利用回数無制限のUnlimited(アンリミテッド)。価格は1人あたり60,000円となる。旅を兼ねて全国のスキー場を訪ねたい人にはおすすめだ。
一番人気は最大利用回数16回、38,800円のStandard(スタンダード)だという。入門編としては27,800円で最大利用回数7回までのLite(ライト)がいいだろう。
その他、スキー3点セットまたはスノーボード2点セットのレンタルを定額利用できるRental+(レンタルプラス)というパスがある。19,800円で、最大16回まで利用可能。
いずれも今シーズンの販売は6月28日(火)から始まっており、2023年4月30日(日)まで行う。
利用期間は各スキー場のオープンから2023年5月7日(日)まで。施設の営業終了日のほうが早い場合は、そちらが優先される。
すでにグリーンシーズンのアクティビティは終了しているが、ウィンタースポーツを目的とする人にはスキー場が本格オープンする冬が本番と言える。残り利用期間を考えながら選択したい。
ユーザーに人気のスキー場は
アースホッパーの公式SNSなどでは、提携スキー場のオープン予定日一覧を随時更新。12月5日(月)時点での最新情報も公開されている。
また、プランニングの参考としてすでに同サービスを利用しているユーザーにアンケートを実施。
「きれいな風景が見られるスキー場」として北海道のニセコアンヌプリ国際スキー場や、新潟県のロッテアライリゾート、長野県の竜王スキーパークが選ばれた。
ロッテアライリゾートは「滑らない人でも連れていきたいスキー場」第1位にもランクイン。豪華なリゾート施設が人気を集めているという。
アースホッパーは新しいスキー場との出会いをコンセプトとするが、「みんなが知らなそうだけどおすすめなスキー場」には群馬県のオグナほたかスキー場やホワイトワールド尾瀬岩鞍、北海道のカムイスキーリンクスが選出された。
全国的な知名度はなくとも、良質な体験ができるローカルなスキー場がまだまだ日本には眠っているだろう。旅するように、いろいろなスキー場を巡ってみたい人ならきっと気になるサービスだ。
アースホッパー
料金:Unlimited 60,000円(最大利用回数無制限)/Standard 38,800円(最大利用回数16回)/Lite 27,800円(最大利用回数7回)
販売期間:6月28日(火)~2023年4月30日(日)
利用期間:各スキー場のオープン~2023年5月7日(日)
公式サイト:https://www.hopper.earth/
(SAYA)
※価格はすべて税込
※1施設あたり2回までの利用限度あり
※Rental+を除き利用は登録者本人のみで、途中解約の場合も払い戻しなし