「Sartory Billard(サルトリービラール)」は、2015年にアルマンド・ビラード氏によって設立された、フランスを拠点に展開する独立系時計ブランドだ。
世界的に有名な腕時計コレクター・くろのぴーす氏が監修を務めるブティックサロン「クロノセオリー」が、くろのぴーすエディション第12弾として、徹底的な手仕上げによる立体的な文字盤と針を持つSartory Billardの「SB05」をベースに、地球と月を表現した限定モデル「La Terre Et La Lune(ラテールエラルーン)」の販売を開始した。
地球と月を表現した限定モデル「La Terre Et La Lune」
この限定モデルは、宇宙船から地球と月を見たイメージがモチーフ。天然石ラピスラズリの文字盤(地球)とサーモン(月)のスモールセコンドサークルを組み合わせ、鏡面チタンのケース(宇宙船)が採用されている。
「Sartory Billard」と国内企業初となる独占パートナーシップを結んだ「クロノセオリー」が、妥協のない徹底的な仕上げで好評の「SB05」を、今後手に入ることのない特別な高級仕様で独占販売。
外から自分の星を見る
「La Terre Et La Lune(地球と月)」は、その名の通り地球に見立てた天然石ラピスラズリの文字盤と、月に見立てたスモールセコンド・サブダイヤルが印象的。自分が存在する地球を、遥か外から客観的に見るかのような感覚をイメージしてプロデュースされている。
Sartory Billardは、クロノセオリーが毎年規定数を販売すると即完売するほどの人気ブランド。チタンにカラーリングを施すといった先進性だけではなく、さまざまな天然素材も採用するその柔軟性でも名を馳せている。
同サロンは、話題となっている立体的な作りの文字盤や針、そして徹底されたケースの仕上げを日本の愛好家にも楽しんでもらうために、限られた生産枠で今回のモデルを製作した。
外観も操作感触も整えられた「La Joux Perret ref 7380」
ムーブメントは通常のSB05と同じく「La Joux Perret ref 7380」を採用。21,600振動で90時間のパワーリザーブを実現した手巻きの機械は、見た目の美しさだけではなく、ゼンマイの巻き上げや針回しの操作感触まで滑らかに整えられている。
すてに完売のモデル「SB05」を特別仕様で日本へ
Sartory Billardでは手仕事を最重視し、毎年新モデルが発表されるごとにその生産手法が洗練され、腕時計の品質が大きく向上することで知られている。今後は入手困難度だけではなく、その販売価格も上昇していく見込みだ。
「SB05」も例外なく既に完売しているが、今回は限定5本の特別モデルとしてクロノセオリーにて独占的に販売。今後は入手困難な高級ブランドへとシフトしていくであろう同ブランドの妥協のない徹底的な作りを、この機会に「地球と月」のコンセプトと共に堪能してみては。
クロノセオリー公式サイト:http://chronotheory.jp
(IKKI)