話題の新書『新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済10の講義』|著者登壇のオンラインセミナー開催

意味の創造、教育、サステナビリティ、主要メディアが次々に紹介する「新しいラグジュアリー」とは何なのか。

人文・ビジネスだけでなくファッション業界等でも話題を呼んでいる書籍『新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義』(クロスメディア・パブリッシング刊)。その刊行を記念して、6月15日(水)にオンラインセミナーを開催。著者の安西洋之氏・中野香織氏が登壇し、「なぜいま『ラグジュアリー』が注目を集めているのか?」について語る。

新時代の価値観となる「新しいラグジュアリー」

これから2030年にかけて、世界のあり方や社会、経済、ビジネスなどを考える上で重要になる考え方の一つが「新しいラグジュアリー」だ。

“ラグジュアリー”と聞くと、ヨーロッパの高級ブランドや豪華絢爛な調度品を思い浮かべる人も多いだろう。しかし「新しいラグジュアリー」はそうしたものと一線を画す。その本質は「新しい文化を生み出すことで社会をよい方向に変えていくこと」にあり、その中心は歴史や文学、地理、哲学など人文的な知識が担うものだ。

つまり、数年前には「ビジネスで何の役に立つんだ?」「もっと使える知識を教えるべき」とさえいわれた人文系の分野こそ、これから大いに必要とされるのである。

「文化の創造が結果的に利益の源泉となっていく」という考え方と実践の動きを、「旧来のラグジュアリーとの対比」「意味の創造」「教育」「文化盗用」「サステナビリティ」など多様な切り口から一冊にまとめたのが、同書『新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義』だ。

著者は、東京とミラノを拠点とした「ビジネス+文化」のデザイナー・安西洋之氏と、イギリス文化を起点とし、ダンディズム史、ファッション史、モード事情、ラグジュアリー領域を研究する著述家・中野香織氏。知見あるふたりが、あらゆる角度から「ラグジュアリー」について考察する。

刊行記念のオンラインセミナーを6月15日(水)に開催

人文的な知識の重要性を前面に押し出した内容ながら、「新しいラグジュアリー」や「これからは文化が経済をつくる」という同書の考え方は、IT企業の戦略責任者やマーケター、テクノロジー分野の投資家、政府・行政関係の研究会、各国からの留学生など、多種多様な分野からポジティブな反応を数多く集めている。

そこで来たる6月15日(水)、本書の著者・安西氏と中野氏が登壇するオンラインセミナーが開催。

セミナーを通して次世代の経済についての知見を得て、ビジネスの糧としたい。

新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義
体裁:四六判/320ページ
定価:2,068円(税込)
Amazon書籍ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4295406635
楽天ブックス書籍ページ:https://books.rakuten.co.jp/rb/17048446

刊行記念 オンラインセミナー
日時:6月15日(水)19:00~20:30
料金:1,540円(税込)
定員:300名
申し込みURL:https://aoyamabc.jp/collections/event/products/6-15-sinluxurytalkevent

(IKKI)