京都駅前地下街が生まれ変わる!ポルタ西エリア飲食店ゾーンが全面リニューアル

新しい「味」と出会える予感。3月25日(金)、現在改装工事を進めている京都駅前地下街ポルタ西エリア飲食店ゾーンの第1期改装区画12店舗が、リニューアルオープンする。

地元ユーザーに向けてリニューアル

ポルタの西エリア飲食店ゾーンは、2010年代中盤以降、京都を訪れる日本人観光客が徐々に減少する一方でインバウンドが爆発的に増加し、さらにその後のコロナ禍でその何れもが消滅の危機を迎えるなど、大きな変化を体験してきた。

ポルタの飲食店は、これまで観光客への依存度が総じて高く、業種的にも一部業種への偏りが見られた。価格面でも地元のユーザーが普段使いしやすい飲食店ゾーンとは言い難い面があった。

そこで、観光客だけでなく日常的にポルタを利用する買物客や近隣のオフィスワーカーなど地元のユーザーが毎日利用できる飲食店ゾーンを目指すことになった。

3月25日(金)には、ポルタ西エリア飲食店ゾーン全24店舗のうち、第1期改装区画の12店舗がリニューアルオープンする。

バラエティ溢れるラインアップ

再登場の専門店

改装前から引き続き再登場するのは、京料理の老舗でもあるそばの「田ごと」、和食屋の本格的な味が気軽に楽しめる「だし茶漬け えん」、関西一円でお馴染みの「とんかつKYK」、うどん打ちの実演シーンが店頭で楽しめる手打ちうどんの「杵屋」だ。

各店ともテイクアウトを充実させるなど、さらにパワーアップしてオープンする。

新登場の専門店

伊勢赤鶏など国内産にこだわった昭和32年創業の焼き鳥専門店「正起屋」、京都発祥のほんのり甘い自然派ソースともんじゃ焼きが自慢の「お好み焼はここやねん」、毎日でも食べられる身体に優しいスープが特長のラーメン「どうとんぼり神座」が新たにオープン。

ランチや“ちょい飲み”のバリエーションが広がる。

“夜飲み”にもってこいの新登場店

知る人ぞ知る、裏天王寺で話題の行列が絶えない寿司居酒屋すしセンターの姉妹店「ニューすしセンター」、韓流ブームに乗って大人気の「韓国酒場コッキオ」、イタリア料理を肴にクラフトビール30種がリーズナブルに楽しめる「クラフトビアマーケット」、昼は定食、夜は居酒屋のコスパ抜群の大衆酒場「ワビスケ」など。

これまでのポルタになかった、夜を楽しむ“飲み屋さん”が誕生する。

他にも、京都産にこだわった軽食、スイーツ、ドリンク等を提供するJA全農京都の「みのりカフェ」も新登場。

地元の人はもちろんだが、ビジネスや観光で京都を訪ねた時には覗いてみたくなる飲食店街となりそうだ。

公式サイト:http://www.porta.co.jp/

(冨田格)