ファーストクラス機内食メーカーが地元食材を使った新ブランド誕生

ファーストクラス機内食「ワールドフレーバー」から、国内地元食材を使った新ブランド「Aji Labo (アジラボ)」が新登場。第一弾は瀬戸内海にフォーカスした「Aji Labo Setouchi」だ。

国内地元食材を使った新ブランド「Aji Labo」

スイス・チューリッヒに本社を置く、世界最大の機内食会社「ゲートグルメ」。日本では成田・ 羽田・広島に自社工場を持ち、世界各国のエアライン、政府専用機、VIPチャーター機の機内食を製造・搭載している。

ゲートグルメは、日本各地のこだわり食材をふんだんに使い、真空低温調理だからこそ可能となった食感と味わい、深い香りを機内だけではなく、自宅でも手軽に味わってもらうための新ブランド「Aji Labo」を立ち上げた。

瀬戸内エリアにフォーカスしたメニュー

第一弾「Aji Labo Setouchi」は、中国山地から山の恵み、瀬戸内海から海の恵み、豊かな自然がもたらす食の宝庫、瀬戸内エリアにフォーカスした。

機内食の製造やメニュー作りで培った知識や経験を活かし開発した、渾身のメニューだ。

みのり牛ちまきのトマトハーブソース

水と空気がきれいな広島県東北部・世羅台地にある「みのり牧場」。恵まれた自然環境の下、生後1ヶ月から25ヶ月までという通常より半年以上も長い期間、愛情込めて育てた「みのり牛」を使用。

希少部位であるスネ肉を、濃厚なトマトハーブソースで16時間、じっくりと真空低温調理を行うことで、驚くほど柔らかく仕上がった。

三原やっさタコのトマトチリ煮込み

海流が早い三原の海域ではタコはしっかり岩に張り付くため、海流で鍛えられ身が締まり短く太くなった足は歯ごたえ抜群の「三原やっさタコ」。味が濃く、一度食べると病みつきになるおいしさだ。

「三原やっさタコ」をシェフ特製の少し辛めに味付けした赤ワイントマトソースと共に真空低温調理。地元の瀬戸内レモンの酸味が華やかさを添える。

神明鶏と野菜のオイスターソース煮

豊かな自然と水に恵まれた安芸・備後の山々の中、鶏舎の中で平飼いにされ、適度な運動をしているためほどよい歯応えと弾力がある「みはら神明鶏」。プロバイオティクスとハーブエキスを配合した独自の飼料で健康的に育てるため香りがよく、コクと旨味が特徴。

「みはら神明鶏」を特製オイスターソースとエリンギ、色鮮やかな3種類のパプリカ一緒に、真空低温調理でじっくりと調理した。

憧れのファーストクラスの機内食を、自宅で手軽に楽しめるブランド「Aji Labo」。なかなか旅に行けないストレスを、美味しく解消したいものだ。

詳細:https://wrld-flvrs.com/jp/product-category/aji-labo/

(冨田格)