滋賀県ならここは押させておきたいスポットだ。

コロッケスタンド「おさけところも」が、滋賀県有数の観光地である長浜の玄関口、北国街道の入り口に1月15日（土）グランドオープンした。

滋賀県の魅力を凝縮したコロッケスタンド

『人をオモイ、街をイロドリ、時をモテナス。』をコンセプトに、滋賀県を中心に飲食店の運営やサポート、商品のブランド化、店舗デザインなどを手掛けるnadeshico社が新たに手がけるのは、コロッケスタンド「おさけところも」。

定番のポテトコロッケはもちろん、厳選近江橋場牛を使用した肉汁滴るミルフィーユカツや近江野菜にこだわった野菜コロッケなど食材の特性を活かした表現をコロッケの中に凝縮した。

近江橋場牛ミルフィーユカツトリュフかけ

ゴロゴロ野菜コロッケ　ゲラントの塩

江戸時代後期より残る町屋を活かしながらモダンに仕上げた店内でクラフトビールやナチュールと共に堪能するもよし、テイクアウトでほくほくのコロッケを片手に長浜の街を食べ歩きするもよし、ご自宅で食卓のひと品としてゆっくり楽しむもよしだ。

コロッケだけじゃないコロッケスタンド

「おさけところも」は、滋賀県有数の観光地に誕生したツーリストと地元の人が交わるハブであり、滋賀の魅力を詰め込んだキュレーションスペースとして食を起点に様々な滋賀と出会える場所である。

食材、酒、器、アート、音響、制服と、店の全てに滋賀県の魅力を凝縮した「おさけところも」の魅力を紹介しよう。

食材は、近江野菜を贅沢に使用したゴロゴロ野菜のコロッケや近江八幡市で45年以上、親子3代に亘って近江牛の牧場を経営している橋場牧場の近江牛を使用したミルフィーユカツやメンチカツ、古株牧場のチーズを使用したチーズコロッケなど多数用意。

お酒は、二兎醸造（TWO RABBITS）セレクトのクラフトビール、ヒトミワイナリー提案のナチュール、富田酒造（七本槍）、喜多酒造（喜楽長）、佐藤酒造（湖濱）など地元滋賀にフォーカスを当てたラインアップ。

器は、1939年に創業し信楽焼の伝統技法を伝承しながら、常に新しい感性を取り入れ現在のライフスタイルにあった器づくりをしている『卯山窯』オリジナル商品や、さまざまな作家の作品をピックアップしている。

アートにもこだわりが。1986年、滋賀県甲賀市にて設立の『やまなみ工房』の利用者は知的や精神、身体に障害をもつ人たち。彼らが生み出す表現を定期的にキュレーションしていく。

音響は、「音楽を楽しむ」日常のひとときを「生きることの喜び」へ、というコンセプトで彦根市の田園風景広がる集落の中、代表が木工・鉄工・塗装等、全ての工程をひとりで手がける『ホラオーディオ』。

現代人の自由な感覚にフィットするスピーカー『SAI』を採用した。

また制服は、レディース、メンズ、コートからジャケット、パンツなど様々な用途の洋服のオーダーを行っている滋賀県長浜市の『ATELIER DEN（アトリエデン）』にオーダーしたもの。

滋賀県の魅力、そして地元へのこだわりが伝わってくる。滋賀に行くときは、滋賀を味わい、体感したいものだ。

おさけところも
所在地 : 滋賀県長浜市元浜町7-5
公式サイト：https://www.osaketokoromo.com/

（冨田格）