作業員の状態をモニタリングできるウェアラブルLTE-Mトラッカー

働く人たちの状況を把握することが、安全な現場の構築に直結する。

「GISupply(ジーアイサプライ)」社は、1月5日より、LTE-M対応のウェアラブルトラッカー「NW-360HR」の販売を開始した。

■ウェアラブルLTE-Mトラッカー「NW-360HR」販売開始
「NW-360HR」は、GPS、BLE(ビーコン)、LTE-Mを組み合わせることで、人員の追跡や心拍、皮膚温度等のモニタリングが可能なLTE-M対応のウェアラブルデバイス。

ケータイ・スマホ用高速回線の空いた帯域で通信する「LTE-M」に対応。GPSによる屋外位置情報、そしてBLE(Bluetooth Low Energy)ビーコンの受信に対応。ビーコンIDと位置情報をアプリで紐付けることにより、屋内で大まかな位置情報を取得。

心拍数、皮膚温度、歩数、歩行距離、消費カロリー及び電池残量の表示と送信することで、働く人の状況を離れた場所でモニタリングできる。

また、「ヘルプボタン長押しによる緊急アラート」の送信と、転倒時に特定の条件を満たすと「転倒検知アラート」を送信するので、働く人の安全を守る役目も担う。

定期送信の間隔は、1分、2分、3分、5分、10分、30分、60分、120分の中からデバイス上で選択可能。60分間隔の場合の動作時間は48時間だ。

事故のない安全な現場を実現するために、ウェアラブルLTE-Mトラッカーは大きな働きをしそうだ。

製品ページ:https://www.trackers.jp/products_nw-360hr.html
GISupply公式サイト:https://www.trackers.jp/

(冨田格)