魅力満載!冬の函館でワーケーションが体験できるモニターツアー開催

1月、2月の函館でリーズナブルにワーケーションを体験できる、「函館市 ワーケーション体験ツアー」が始まった。

函館市との関わりを持つ人や企業の増加を目指す

函館市では、関係人口の増加、将来的な企業誘致につなげるきっかけとして「ワーケーション」を推進。この夏には、首都圏等のIT関連企業やワーケーションに関心を持つ企業を対象に「ワーケーション体験ツアー」を実施した。

首都圏からのアクセスに優れ、観光・温泉・食など多彩な魅力を持つ函館での「ワーケーション」は参加者に大好評だったという。

今回のツアーは、参加者の要望も多かった冬季に実施し、冬の函館滞在の魅力を存分に体験できる行程となっている。

ワーケーションの導入を検討している企業、およびワーケーションを通じて地域との交流やビジネス的なつながりを求めている企業を函館市に呼び込み、ワーケーション環境や立地環境等をPRするとともに、滞在期間中には、希望者にワーケーション導入の参考となるセミナーなどを実施。

企業側のワーケーション実施を後押しするほか、市民や地元企業との交流を通じて参加企業と地域とのつながりを創出することで、函館市との関わりを持つ人(関係人口)や企業(関係企業)の増加を図り、ワーケーションのリピーター確保やサテライトオフィス開設、移住などにつなげていくことが最大の目的だ。

4泊5日と6泊7日の体験ツアーを用意

今回のツアーは、函館市の受託事業として、JTB北海道事業部が企画・実施するもので、新型コロナウイルスの感染拡大によるツアーの参加募集停止に伴い、催行中止となった9月のツアー5回分を、令和4年1月、2月にスライドする形で募集を再開している。

体験ツアーは4泊5日と6泊7日の2種類を用意。出発前には、JTBの「函館市ワーケーションコンシェルジュ」が、函館での過ごし方の提案・企業視察やビジネスマッチングなどのコーディネートをサポートする。

体験者からは「環境が変わることでやる気も出てきますし、他の業務に邪魔されないので、いつもより効率的に仕事に取り組めた」「朝6時に起きて、朝市に行って海鮮丼を食べたり、朝、楽しんでから仕事を開始することができた」といった感想が届いている。

函館で働くこと、暮らすこと、楽しむことを知る機会だ。

出発日は4泊5日コースが2/17(木)、6泊7日コースは1/27(木)、2/17(木)。

企業に所属していること、初日のオリエンテーションイベント・最終日の意見交換会に参加できること、最終日までに体験コンテンツ、コワーキングスペース、ワーケーションなどに関するアンケートに協力できること、新型コロナウィルスワクチン接種証明書・又は出発前72時間以内にPCR検査で陰性であることを証明する書類を用意できることが、参加条件となっている。

憧れの働き方が実現する第一歩になるかもしれない。

函館市 ワーケーション体験ツアー
費用:34,000円~101,000円(税込)※出発日、宿泊施設により異なる
定員:各日程10名(最少催行人数1名)
公式サイト:https://h-workation.jp/

(Goto)