日本フェンシング界から嬉しいニュースが届いた。
現地時間11月21日(日)にスイスのベルンで開催された、フェンシング男子エペ ワールドカップ・ベルン大会で、日本チーム(山田選手・加納選手・古俣選手・松本選手)が銅メダルを獲得した。日本男子エペ団体のワールドカップメダル獲得は2020年2月のバンクーバー大会以来1年9か月ぶりで、通算5度目のワールドカップ表彰台となる。
■3位決定戦でハンガリーに勝利し銅メダルを獲得!
東京2020オリンピックで金メダルを獲得し、今大会を世界ランク1位で迎えた日本チームは、金メダルメンバーである山田優選手(自衛隊体育学校)、加納虹輝選手(日本航空)に、新たに古俣聖選手(本間組)、松本龍選手(日本大学)の2選手を加えた編成で今大会に臨んだ。
ベスト16でドイツを45対32で、準々決勝でウクライナを45対37で危なげなく下したが、準決勝では東京2020大会決勝戦の再現となるロシアに対し34対45で敗退。3位決定戦ではハンガリーに45対34で勝利し、銅メダルを獲得した。
なお、ロシアが優勝し、ポイントで日本を上回ったため、今大会を終えて日本チームの世界ランキングは2位となった。
■山田優選手・喜びのコメント
試合後、山田優選手は「オリンピック後、初めてのワールドカップで銅メダルを獲ることができ嬉しいです。その反面、金メダルを目標にしていただけに悔しさもあります。次は金メダルを獲れるように練習に励みます。応援ありがとうございました」と述べている。
今後も、世界ランク1位奪還を目指す日本チームの活躍に注目だ。
(suzuki)