フランスのカンヌにいるような空間、あるいはデンマークの雰囲気にひたれる場所として寛げるカフェレストランが登場。
東京都江戸川区一之江に「ペリカンムーンカフェ」がオープンした。
ゆったりした空間とこだわりの設備、美味しさと健康を追求したメニューを取り入れたセルフサービス式の大型店とあって関心が高く、開店後2週間で延べ約3500組が来店するほど注目を集めている。
■今までにない世界が楽しめるカフェ
同店を運営するのは、不動産・建築をトータルプロデュースするランドビジネス。同社が得意とするものづくりのノウハウを活かした「美しくゆとりのある空間」に、座り心地が良く洗練された趣の異なるヨーロッパの椅子を配置している。
店内に入ると広々とした空間が広がる。今まで体験したことのない「おとぎの国」のような設えとなっている。カフェ・レストランで大切な、ゆったりくつろげるための条件である椅子にこだわった。
フランスの建築家、ル・コルビュジェの代表作LC2、デンマークの著名なデザイナーであるハンス・J・ウェグナーの貴重なアンティーク、圧倒的な洗練さと控えめなエレガントを体現したベルギーのトリビュの椅子が迎える。
ドリンクには、コーヒー豆のポテンシャルを極限まで引き出す最新の焙煎機を導入し、ゼロキロカロリーの希少糖を使いカロリーを抑えた「Pelican Moonラテ」等を用意した。
「モーニングプレート」や「ランチプレート」等の食事については塩分を控え食材そのものが持つ味を引き出し、飽きのこない味わいにこだわっている。
■部分的なセルフサービスを導入
同店は、「今日は雰囲気を変えたい」「待ち合わせで人数が増える」そんな時には移動して好みの席でゆったり寛げるのも魅力。
席を回遊して楽しめるセルフサービスはヨーロッパでは一般的。日本でもこの運営方法を部分的に取り入れ、セルフサービスによる省力化によって店舗の運営コストを下げ、「長時間労働」「低賃金」という飲食業が抱える問題の解消に取り組む。
■試飲を重ねてセレクトした銘酒が揃う
店内に入った左手には長さ2.5メートルに及ぶ圧巻のワインセラーを配置。イタリア、フランスをはじめとした各国の銘醸ワインを約30種類そろえた。
さらに、フランスで「ムース(泡)」と呼ばれているビールについては、味わいの異なる3種類を常備。ブイヤベースやチーズ等と合わせて、さらにスイーツにも合わせて楽しめる。
飲食業の新しい形態としても注目される同店へ足を運んでみたい。
ペリカンムーンカフェ一之江店
所在地:東京都江戸川区一之江7-37-22 グランドハイライズ1階
ペリカンムーンカフェホームページ
https://pelicanmooncaffe.com/
(GINGA)