端材を活用した、エコロジーかつおしゃれな雑貨を紹介する。カリモク家具は、トラフ建築設計事務所と共同開発し、家具製作の過程で排出される端材を材料として活用したデザイン雑貨・木製小物「Ki Ki Ki」を10月8日(金)より国内外で同時に発売を開始した。
■日々の暮らしを豊かにするアイテムを
カリモク家具では長年にわたり生活を快適にする家具を提案してきたが、「おうちで過ごす時間が長くなった世界中の人々にむけて、日々の暮らしを豊かにするアイテムを提案したい」という思いから、本プロジェクトをスタート。2018年スキンケアブランドの店舗内装をきっかけに、家具制作、オフィスデザインなど、多岐に渡り協業してきたトラフ建築設計事務所と開発を進めた。
2020年末より家具購入者を対象とした、海外・期間限定ノベルティアイテムとして配布したところ好評を博し、製品化を希望する声に押され、国内外での一般発売に至った。
「木(Ki)の集積で作られた木(Ki)のオブジェが、気(Ki)のめぐりを促す」をコンセプトとした、丸みを帯びた3種のオブジェは、ユニークで個性的な形状。身体にやさしくフィットするため、つぼ押しとしても活用できる。
■端材を材料として活用した環境にやさしい製品
「Ki Ki Ki」は「森」も意味している。カリモク家具では計画植林された木材や間伐材の積極的な活用といった、木材や森林資源の持続可能性に取り組んでいる。本アイテムでは家具製作の過程で排出される端材を材料として活用し、当社独自の高度な木工技術により、繊細で優しいフォルムを実現した。
木と向き合い、時間をかけて、丁寧につくりあげたプロダクト。木の柔らかさとやさしい手触りを持つオブジェが、世界中の人々の豊かで上質な時間に寄り添う。
日本国内ではカリモク家具「公式オンラインショップ」より、国外では近隣のディーラーショップで購入できる。
■ナラやウォールナットの集成材を用いた商品
トラフ建築設計事務所によりデザインされた3モデルがラインナップ。素材には、ナラ、ウォールナット、サペリ、チェリー メープルの集成材を使用している。価格は、それぞれ7,480円(税込)、10月8日(金)発売予定となってる。
■2004年設立・トラフ建築設計事務所
鈴野浩一(すずの こういち)と禿真哉(かむろ しんや)により2004年に設立。建築の設計をはじめ、インテリア、覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる。主な作品に「テンプレート イン クラスカ」「NIKE 1LOVE」「港北の住宅」「空気の器」「ガリバーテーブル」「Big T」など。
■木工所として創業したカリモク家具
1940年に加藤正平が愛知県刈谷市で木工所を創業。木製品の加工業を営み、そこで培った技術を元に、1960年代に自社製の木製家具の販売を開始した家具メーカー。「100歳の木を使うなら、その年輪にふさわしい家具をつくりたい」をモットーに機械による高度な加工と職人の技を融合させる「ハイテク&ハイタッチ」で家具づくりに取り組んでいる。また安心・安全・環境配慮の観点から、日本家具産業振興会が定める国産家具表示認定基準を満たしている。
気のぬくもりで、快適なおうち時間を演出してみたい。
Web : https://www.karimoku.co.jp
カリモク家具公式オンラインショップ : https://e-karimoku.com/
(suzuki)