アンティークのような渋さが魅力!ドイツ老舗筆記具ブランドのコレクション

1922年にドイツ西部の町ヘンネフで創業した老舗筆記具ブランド、ディプロマットをご存知だろうか?

ディプロマットは、設立当初から「最高の品質」「精密な職人技術」を基本理念に定め、軸に真鍮やアルミを使用した重厚な製品づくりに定評があるブランドで、インクのしずくを花に見立てたブランドロゴは「インクフラワー」と呼ばれる。

そんなディプロマットを代表するクラシカルなフォルムの「エクセレンスA2」シリーズに新作が登場する。

■金属の酸化を利用した新作

ディプロマットが2月8日に発売するのは、「エクセレンスA2」シリーズの新作、「オキサイド ブラス」「オキサイド アイアン」。

「オキサイド」という名称は「酸化物」を意味する英語Oxideに由来し、その名の通り金属の酸化を利用しているのが特徴だ。

「オキサイド ブラス」は真鍮をわずかに酸化させることにより、シャンパンを思わせる落ち着いた金色に仕上げている。

一方「オキサイド アイアン」は、真鍮をじっくり長時間酸化させることにより、鈍い光を放つ鋼鉄のようなグレーカラーを実現。

■金属の新たな可能性を引き出した逸品

いずれも磨きをかけた跡が細かな横線として残り、光を反射して上品に輝く。

天冠とペン先には、インクフラワーのロゴがあしらわれている。

同じ素材でありながら、時間の差により違う色を生み出した「オキサイド」は、高い加工技術を誇るディプロマットが金属の新たな可能性を引き出した逸品だ。

手にするたびに気持ちが上がる、上質なペンをぜひチェックしてみてはいかがだろう。

ディプロマットHP
https://diamond.gr.jp/brand_dia/diplomat/

(Yuko Ogawa)