下町情緒があふれる街、浅草。

浅草寺の奥にある観光エリアに、浅草寺病院の看護士寮だったマンションがホテルとしてリニューアルオープンした。

■看護師寮をホテルへと再生

「Hotel Asakusa KANNONURA（ホテル アサクサ カンノンウラ）」は、浅草寺グループが所有していた看護師寮(清水建設施工)をプラチナホームが購入し、コンセプト設計からリノベーション、用途変更までをプランニング。

共同住宅からホテルへの用途変更は建築基準など法令上困難なケースが多いものの、エリアとのマッチングと希少価値を追求し、浅草の魅力を伝えていくホテルへと再生させたという。

■”昔ながらの浅草の雰囲気を体験する”がコンセプト

浅草地元民に親しまれてきた”観音裏”と呼ばれるエリアにオープンしたKANNONURAホテルは「昔ながらの浅草の雰囲気を体験する」をコンセプトにしている。

館内は、シェアキッチンとシェアテラスの共用部と客室13室から構成される空間だ。

シェアキッチン・シェアテラスでは、地元住民の息遣いが聞こえる粋な商店街で買った惣菜をキッチンで調理して食べる、そんな粋な楽しみ方もできそうだ。

客室は全て、浅草にちなんだコンセプトデザインを取り入れている。

また人力車や有名着物店とのコラボレーションにより、着物をレンタルして浅草の観光スポットを人力車でまわることができる。今後は浅草の老舗飲食店や隠れた名店とのコラボレーション企画なども予定しているそうだ。

昔ながらの浅草の雰囲気に触れて日本の魅力を再発見しよう。

Hotel Asakusa KANNONURA
東京都台東区浅草3−29−3（浅草駅・銀座線改札口から徒歩8分）
Instagram:https://www.instagram.com/kannonura_hotel

（Goto）