この夏、新たな動きが始まろうとしている東京・竹芝エリアの最新ニュースをご紹介しよう。
■ JR 東日本が船着場・干潟の整備
一般社団法人竹芝エリアマネジメントと東日本旅客鉄道株式会社は竹芝地区の利便性・魅力向上に向けた取り組みの一環として、竹芝エリアマネジメントが「WATERS takeshiba」の前面の汐留川の占用許可を受け、 JR 東日本が船着場・干潟の整備を行っている。
竹芝地区に新たに整備される「竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)」を発着する定期航路船の運航が2020年6月19日より開始。また同船着場と羽田空港を結ぶ「羽田空港アクセス船」の実証実験を7月13日より開始する。
「竹芝干潟」において、環境再生・環境学習の取組みを2020年7月18日より開始する。
■竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)から「水上バス」を定期運航
定期航路船
舟運事業者と連携し、「水上バス」を定期運航させることで、アクセス性、回遊性を向上させ、竹芝地区の利便性・魅力向上に取り組む。
TOKYO CRUISE:https://www.suijobus.co.jp/
アーバンランチ:https://www.urbanlaunch.net/
東京水辺ライン:https://www.tokyo-park.or.jp/waterbus/index.html
実証実験「羽田アクセス船」
竹芝と羽田空港を結ぶ「羽田空港アクセス船」の実証実験を実施、竹芝地区の新たな交通手段の可能性を検証する。
運航開始日:7月13日
運航時間:10:30~日没
ベーシックプラン(リムジンボート+タクシー送迎サービス)
竹芝地区と羽田空港最寄り船着場を結ぶ、貸切リムジンボートを運航。羽田空港国際・国内線ターミナルタクシー乗り場と最寄りの船着場まではタクシーの送迎サービスを利用できる。
予約期限:乗船予定日の6日前の昼12:00まで
料金:31,900円~
観光汽船興業(株):https://www.limousineboat.com
■「竹芝干潟」における環境再生・環境学習の取組み開始
かつて東京湾に多く生息した貝類、甲殻類や多様な生き物が生息できる連続的な環境の保全・再生を目指し、干潟の整備を行っている。7月18日より、竹芝干潟をフィールドとして、教育・研究機関などと連携しながら、かつての豊かな江戸前の海であった東京湾の環境再生、環境学習の活動を実施していく。
ますます変わりゆく、東京湾岸エリアにはこれからも注目だ。
「(C)Yahoo Japan ,(C)ZENRIN」 「(C)Yahoo Japan」 Z17LE第1041号
(冨田格)