平成から令和になり、最大10連休となるGW。長期休みの後になりやすいのが五月病だ。関西メーカー専門の転職エージェントのタイズが、「五月病」について、20~30代のエンジニアを対象に調査をした。
その結果、会社員のうち五月病になったことがあると自覚している人は32.4%。「五月病になった直近の時期」第1位は「社会人1年目(33.3%)」、「社会人1~3年目(53.7%)」、「社会人4年目以降(28.0%)」と、若手社員と言われる時期が半数以上。
また、五月病の考えられる原因として、「就職・転職・復職(22.2%)」、「業務トラブル(18.2%)」、「繁忙期(15.6%)」、「人事異動(9.3%)」「転勤(5.8%)」と、仕事面での環境変化によるものが回答の大多数を占めている。
五月病の症状としては、「やる気が出ない(38.2%)」、続いて「会社に行きたくない(22.2%)」「焦りや不安を感じる(15.6%)」という結果に。
乗り越え方としては、気が付いたら治っていた、時間が解決してくれた、といったような「自然治癒(46.7%)」が第1位。続いて「趣味に没頭する(15.6%)」、「誰かに相談をする(13.8%)」、「運動をする(9.8%)」と、沈んだ気分を転換させるような対策が続いている。
連休直後は、仕事が忙しくなる人も多いはず。ぜひ上手に五月病の危機を乗り越えたい。
(Takako.S)