日本ではじめてナッツを売り出した「東洋ナッツ食品」。
「東洋ナッツ食品」は、主にナッツやドライドフルーツなど世界中の木の実を加工販売する。
1959年に創業した東洋ナッツ食品は、1978年に現在の深江浜へ本社工場を移転。その際、「新築祝いに」とカリフォルニアのアーモンド会社から贈られたアーモンドの苗木。
アーモンドの木は徐々に増え、可憐な花を咲かせることから花の季節には庭園を開放し、毎年3月に「アーモンドフェスティバル」を行うようになったという。
1986年から始まり、震災(阪神淡路大震災)後を除き毎年開催されるイベントとして定着し、今年は30回目。
アーモンドはバラ科のサクラ属の落葉高木。
東洋ナッツ食品の庭園内には早咲きと遅咲きが約60本あり、3月中旬から下旬にかけて白色や淡いピンク色の花が楽しめ、神戸の春の風物詩のひとつとして多くの人が楽しみにしている。
今年のフェスティバルの開催日は3月23日(土)と24日(日) 。開催時間は10時から16時まで。
アーモンドフェスティバルでは、アーモンドやその他ナッツを使った特別メニューが用意される。
なかでも人気なのが揚げたてのアーモンド。工場直送のアツアツのアーモンドは香ばしくフェスティバルの限定商品。
アーモンドコロッケやナッツおにぎり、紙パックになった限定販売のオリジナルドリンク「アーモンドオーレ」、キャラメルナッツなどなど、ナッツ好きにはたまらないラインナップ。
催しものでは、つきたてのお餅を「特製ピスタチオきな粉」と「特製アーモンドきな粉」でいただける“ふるまい餅”やアーモンドの苗木の販売なども行う。
会場までのアクセスは阪神深江駅から徒歩で約30分。
フェスティバル当日の23日と24日は、深江駅から無料シャトルバスが10時から15時30分まで約10分間隔で運行する。
可憐なアーモンドのお花見とフェスティバル限定のナッツフードを愉しんでみては。
東洋ナッツ食品本社物流センター 所在地:神戸市東灘区深江浜町30番地
(小椚萌香)