ホテル竹園芦屋のメインダイニング「レストランあしや竹園」で但馬牛をいただく

JR芦屋駅の駅前に建つ「ホテル竹園芦屋」。

ホテルの1階東側にある精肉店「あしや竹園芦屋本店」は、1946年創業以来、生産農家・血統・肉質・脂質・熟成にこだわりを持ち続け、最高級の肉を厳選して販売する芦屋界隈住民御用達。

その精肉店直営の強みを生かしたホテル3階にあるメインダイニングの「レストランあしや竹園」は、和食や洋食をそれぞれのスタイルで表現した懐石料理やコース料理を提供する。

目の前で焼くパフォーマンスも愉しめる鉄板焼コーナー15席と、家族やグループで寛げるテーブル席36席、6名までの個室もある。

 

鉄板焼きのコースディナーを予約して伺うと、案内された鉄板焼コーナーから見える棚に小さなツリーのオブジェがちらりと顔を覗かせ、クリスマスシーズンの雰囲気をさりげなく漂わせている。

ドリンクのオーダーが到着し、ほどなくシェフが大きな肉の塊を披露。鮮やかな赤に脂身は明るい象牙色、表面はつやつやとしていかにも新鮮。

前菜には赤身肉2種の但馬牛炙り寿司。山葵と塩のシンプルな味付けで。

竹園特製ビーフコンソメスープには湯葉と三つ葉。

サラダのドレッシングは和風とカレーの2種から好みで選べる。

但馬牛ステーキはフィレをオーダー。焼き加減はレアでお願いした。

鉄板で焼かれる肉とガーリックの香りが食欲をそそる。

ステーキのタレはピーナツダレ、ポン酢、塩、山葵。

レアに焼かれた半量のステーキが皿に盛られ、一切れ目は塩でいただく。

外は香ばしく、中はレアであるがしっかりと温まっている。フィレではあるが細かいサシが入り、柔らかく肉の旨みが口に広がる。

なくなるころを見計らって残りの半量を焼き上げてくれるので最後まで温かいままなのが嬉しい。

じっくりと焼かれた季節の焼き野菜は野菜本来の甘さをさらに引き出しているよう。

ガーリックライスにはコロコロと小さな肉が混ざり、赤出し、香の物とともにいただく。

季節の果物の後、コーヒーをいただいているとお洒落なチョコレート菓子が登場。

美味しい但馬牛と上質なもてなしの「伝統の芦屋竹園時間」を堪能させていただいた。

 

住所:兵庫県芦屋市大原町10-1 ホテル竹園芦屋3階

レストランあしや竹園:https://takezono.co.jp/restaurant/

 

(小椚萌香)