記念日に大切な人とちょっと贅沢なディナーを味わいたい。
そんな人にオススメの“大人の隠れ家”が銀座に登場した。銀座四丁目交差点から歩いて2分、東京・銀座の旧銀座松坂屋別館をリノベーションした“BINO銀座”の4階にオープンした神戸牛しゃぶしゃぶ店「おもき 離れ」。その店内を紹介しよう。
大きな屏風絵と女将さんの出迎えから始まる「おもき 離れ」のおもてなし。店内は全ての席が個室で夫婦やカップルで楽しめる落ち着いた雰囲気の部屋から大人数で楽しめる部屋まで様々なバリエーションを揃える。廊下にも高級感が漂い、さながら高級料亭の趣だ。
この店の一押しメニューは、もちろん高級神戸牛をふんだんに楽しめるしゃぶしゃぶ。4種類のプレミアムな出汁が用意されており、高級ワインであるジュヴレシャンベルタンを使った赤ワイン出汁、人気日本酒「獺祭」のスパークリングを使った日本酒出汁、高級緑茶白川茶を使ったお茶出汁、紀州南高梅を使った黄金昆布出汁の中から2種類を選ぶことができる。
取材時には迷いに迷った挙句、日本酒出汁とお茶出汁をチョイスしたが、ベースとなる昆布出汁に獺祭スパークリングをグラス一杯、そして白川茶を急須ひとつぶん入れてくれるという贅沢な出汁の作り方を目の前で披露してくれた。
そして、主役となるのは高級神戸牛の赤身と霜降りの2種類の肉。獺祭や白川茶の風味を楽しみながら、その中で肉そのものが持つ旨味や霜降り肉が持つ脂身の風味を存分に楽しむことができる。仲居さんが「部屋の暖かさで脂がどんどん溶けてしまう」というほど肉は柔らかく、霜降り肉は口に入れた瞬間にとろけて口の中いっぱいに旨味を堪能することができる。
また、この「おもき 離れ」ではしゃぶしゃぶのほかにも、牛刺し、肉寿司、ステーキなど高級神戸牛を楽しめる様々なメニューを用意している。取材では雲丹を赤身肉で巻いた「赤身ウニ巻き」、ローストビーフでシャリを巻いた「ロービー寿司」などを味わったが、それぞれ神戸牛の旨味を最大限まで引き出した逸品に仕上がっている。そして、会席料理では「牡蠣のオイル漬け」「焼き白子」「〆寒さば菊花和え」など海の幸も前菜として味わえるが、こちらも細かい仕事が行き届いた秀逸な仕上がりだ。
コース料理となる会席はしゃぶしゃぶ会席、ステーキ会席がそれぞれ7500円から。しゃぶしゃぶが1人前5500円から。神戸牛赤身の牛カツや西京焼き、神戸牛霜降り肉のステーキなどアラカルトメニューも幅広く用意している。また、出汁にも使用されている人気日本酒「獺祭」は5種類の純米大吟醸と発泡にごり酒を用意しており、飲み比べも楽しむことができる。
