宮崎県で国産キャビアを生産しているジャパンキャビアは、9月15日を「日本のキャビアの日」として記念日申請し、日本記念日協会に認定登録された。
この記念日を通じて日本のキャビア文化を広めるため、今年は国内のレストランやホテルなどでキャビアを使った特別なメニューを各店舗で考案。9月6日(金)以降から販売をスタートする。
キャビアの魅力を広める新たな記念日
キャビアは古くから高級食材として親しまれてきた珍味だ。
日本では1983年、キャビアの本場である旧ソ連から日本政府に寄贈された200匹のチョウザメをきっかけに、宮崎県水産試験場でキャビアの研究が始まった。
その後、30年にわたる研究と努力の末「宮崎キャビア1983」が誕生。同商品は、G7サミットや国際線ファーストクラスでの採用実績があり、国産キャビアとして初めて海外輸出も行われた。
キャビア生産の最盛期を迎える9月中旬
「日本のキャビアの日」が9月15日に制定された背景には、日本国内では9月中旬頃がキャビア生産の最盛期を迎える重要な時期であることが挙げられる。
チョウザメは古代から姿形を変えずに生き続け、寿命が100年にも達することから、健康と長寿、そして豊かな生命力の象徴とされている。そんなチョウザメの生命力を讃える意味を込めて、かつて敬老の日だった9月15日を「日本のキャビアの日」として制定した。
日本のキャビア文化を祝う特別なメニューが登場
今回の「日本のキャビアの日」の制定を記念して、特別価格での販売や、賛同レストランでの特別メニューの販売を行う。
その内容の一部を見てみよう。
レストランやホテルで味わう国産キャビア
東京・有楽町の老舗フレンチレストラン「APICIUS」では、「ドーバーソールの白ワイン蒸しシャンパーニュ風味 宮崎キャビア入りクリームソースレモンの香り」や、「鮮魚のタルタル シャンパーニュのジュレライム風味のサラダ 宮崎キャビア添え」という2品がメニューに加わる。提供期間は、9月16日(月)~9月30日(月)だ。
京都・河原町の「TAKAYAMA」では、アミューズだけでなく、中盤のメニューにもキャビアを展開した特別コースを、9月14日(土)と15日(日)に提供。シェフのキャビアへの想いを表現する2日間となっている。
滋賀・大津市にある、近江牛の極みを堪能できる名店「松喜屋」では、「近江牛と中とろサラダ ジャパンキャビアとともに」が登場。
酒にも合う同メニューは、9月6日(金)〜9月23日(月)の販売だ。
ほかにも、「リーガロイヤルホテル大阪」や「宮崎観光ホテル」などでも楽しむことができ、宮崎市の「THE MEIBIA宮崎」では、「宮崎キャビア1983」付きの宿泊プランを販売する。
また、「宮崎ブーゲンビリア空港」では試食会、銀座SIXの「エノテカワインショップ」や物産館の「新宿みやざき館 KONNE」などでは特別価格でキャビアを販売するので、チェックしておきたい。
レストランや自宅で、国産キャビアの味わいを楽しんでみては。
ジャパンキャビア
公式オンラインストア:https://www.japancaviar.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000053029.html
(田原昌)