「中伊豆ワイナリー シャトーT.S」の5種類のワインが、7月に山梨県で開催された「Japan Wine Competition（日本ワインコンクール）2024」で、賞を受賞した。

「伊豆シンフォニー・レッド 2021 プレミアム」が金賞を受賞し、2ワインが銀賞、2ワインが銅賞を受賞。高く評価されたそれらのワインについて見てみたい。

伊豆らしいワインをつくるワイナリー

「中伊豆ワイナリー シャトーT.S」は、霊峰“富士”を背景に、雄大な伊豆山麓に広がるぶどう畑を持ち、ワインづくりを行うワイナリーだ。

2000年の開業以来、“熱い思い”を持ったワイン醸造のプロフェッショナルたちが、“いかに伊豆らしいワインをつくるか”を追求している。

また、同施設を含む「中伊豆ワイナリーヒルズ」は、静岡県内のワイナリーとしては唯一、グランピングやホテルの宿泊施設を持ち、さまざまな施設やアクティビティを揃えている。

中伊豆の豊かな自然に囲まれながら、好みのワインとともに優雅なひと時が過ごせる施設だ。

中伊豆のぶどうを使用したコンクール受賞ワイン

「日本ワインコンクール」は、国産ぶどうを100％使用した「日本ワイン」を対象としたコンクールだ。

同ワイナリーでは、「伊豆シンフォニー・レッド 2021 プレミアム」が、全941品の中から「欧州系品種 赤」部門で金賞を受賞。

また、同時に出品した「伊豆シャルドネ 2023 アンウッデッド」および「伊豆スパークリングワイン爽輝 2022」が銀賞を、「伊豆プティ・ヴェルド 2020」および「伊豆シンフォニー・レッド 2020 プレミアム」が銅賞を受賞した。

複雑で豊かな香りが感じられる金賞受賞ワイン

「伊豆シンフォニー・レッド 2021 プレミアム」は、国産ぶどうを100％使用した日本ワインで、同ワイナリーのフラッグシップブランド。

自社農場産の「プティ・ヴェルド」を主要品種とし、「メルロー」「カベルネ・ソーヴィニヨン」の3品種をブレンドしているが、「プティ・ヴェルド」の比率を高くすることで色合いと味わいが濃い赤ワインとなっている。

樽熟成期間は12カ月間。しっかりとした樽香が付き、樽で熟成することによる味わいに丸みが付いた滑らかな口当たりが特徴だ。

「プティ・ヴェルド」のカシスやプルーンの香り、「メルロー」由来のビターチョコ、「カベルネ・ソーヴィニヨン」のブラックベリーやミントのような風味など、ブレンドによる複雑で豊かな香りが感じられるワインとなっている。

銀賞と銅賞を受賞した、4種類のワイン

同コンクールで入賞した、ほかのワインも見てみよう。

「欧州系品種 白」部門で銀賞を受賞したのは「伊豆シャルドネ 2023 アンウッデッド」で、「スパークリング部門」で銀賞を受賞したのは「伊豆スパークリングワイン爽輝 2022」だ。

また、「欧州系品種 赤」部門で銅賞を受賞したのが、「伊豆プティ・ヴェルド 2020」と「伊豆シンフォニー・レッド 2020 プレミアム」となる。

食材の宝庫である伊豆で出来たワインを、さまざまな食材や料理とともに楽しみたい。

中伊豆ワイナリーシャトーT.S
所在地：静岡県伊豆市下白岩1433-27
公式サイト：https://nakaizuwinery.com/

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000116681.html

（田原昌）