小説を読みながらクラフトビールを味わう!DD4D BREWINGと田丸雅智氏の「花ビー玉」

愛媛県松山市のクラフトビール醸造所「DD4D BREWING」は、現代ショートショートの旗手である田丸雅智氏と異色のコラボレーション。

ビールを飲みながら小説が楽しめる、「ラベル小説」の第二弾「花ビー玉」が、7月中旬より発売となる。

飲むだけでなく、ちょっと缶を眺めながらショートショートの世界に浸ってみては。

クラフトビールとショートショートのコラボ

「DD4D BREWING」は、2019年にアパレルセレクトショップ内に完成した、愛媛県松山市のクラフトビール醸造所だ。

小規模多品種のビールを通して多様性、文化を発信し続けている。

今回、そんな「DD4D BREWING」とコラボレーションすることになったショートショート作家の田丸雅智氏は、1987年、愛媛県松山市生まれ。

2011年『物語のルミナリエ』に『桜』が掲載され、作家デビューを果たす。

2012年、樹立社ショートショートコンテストで『海酒』が最優秀賞受賞し、ピース・又吉直樹氏主演により短編映画化され、カンヌ国際映画祭などで上映された。

現在は「坊っちゃん文学賞」などにおいて審査員長を務め、全国各地でショートショートの書き方講座を開催するなど、現代ショートショートの旗手として幅広く活動している。

夏らしい、花火を表現したクラフトビール

「ショートショート」とは、簡単に言うと「短くて不思議な物語」のこと。

言葉の数は少ないが、その中に詰まった情熱やアイディアが、読者の心に鮮烈な印象を残す魔法のような小説だ。

ショートショートを読みながら味わう新しい体験

同醸造所が造る「ラベル小説」シリーズは、クラフトビールのラベルに、田丸氏のショートショートが刻まれた、読みながら味わう新しい体験を提供するプロジェクト。

第一弾の「甘・酸・苦」3部作に続き、ラベル小説第二弾「花ビー玉」は「花火」をテーマに、夏らしい華やかな世界観のビールとストーリーが展開されている。

クラフトビールは、柑橘系ホップの華やかな香りとピリピリとする山椒の余韻で、ドカンと上がり散ってゆく花火を表現した。

なお、同醸造所では、季節のクラフトビール詰め合わせなどがもらえる、ショートショートコンテストも開催中だ。

夏のギフトにもぴったりな、限定ビールセット

公式オンラインストアでは、「花ビー玉」を記念して作られた限定コースターや、田丸雅智氏の書き下ろしショートショート10作品を集めた作品集『季節配達人』を、特別なセットにして販売している。

同商品6本のセットは4,200円、「花ビー玉」を含む6本入りアソートセットは5,000円となる。

同商品は季節感が楽しめるよう、花火大会の近くにある店舗でも取り扱っている。今年の夏は、花火大会のお供に「花ビー玉」で乾杯したい。

花ビー玉
ビアスタイル:Sansho West Coast IPA
アルコール度数:6.5%
IBU:25
容量:350ml缶
発売日:7月中旬
取扱店舗:全国のDD4D取扱店、オンラインストア、DD4D直営店舗
特設サイト:https://japandemic.co.jp/blogs/dd4d-blog/label-novel-2nd-hanabidama

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000052324.html

(田原昌)

※表示価格は全て税込