「大東の書」100年を振り返る書道展。大東文化大学創立100周年記念事業の一環として上野の森美術館で開催

東京都板橋区高島平に本拠を置く大東文化大学は、3月2日(土)~3月5日(火)の期間、東京都台東区の上野の森美術館にて、書道展「大東文化大学100年の書 ―書の大東を受け継ぐ人々―」を開催する。

同展では、青山杉雨さん、松井如流さんといった歴代教員による作品をはじめ、書道学科在学生・大学院生の作品など約250点を展示し、「大東の書」100年を振り返る。

大東の書。その100年を振り返る書道展

昨年、創立100周年を迎えた大東文化大学は、開学以来、漢学と書に重きを置いてきた。同大学は、日本で唯一の書道専門機関である書道研究所を擁し、書道担当教員と連携しながら、書文化の普及と発展のため、学内外に向けて様々な企画を実施している。

また2000年には、国内初の専門学科として、文学部書道学科を設置。学科創設から20年以上が経ち、作家・教育者・研究者など、書にまつわる多岐にわたる人材を多く輩出してきた。

こうしたことから、「書の大東」と呼ばれ、長い歴史と大きな実績を持つ「大東の書」は、現在において一大ブランドといえる。

そんな大東文化大学では、大学創立100周年記念事業の一環として開催される書道展「大東文化大学100年の書 ―書の大東を受け継ぐ人々―」を開催。「大東の書」として、歴代教員作品、書道学科在学生・大学院生の作品、書学コーナーなど約250点を展示し、その歴史を振り返る。

同展の主催は、大東文化大学文学部書道学科・大東文化大学書道研究所だ。書道研究所は、1969年、青山杉雨教授のもと前身となる書道文化センターが開設。1988年に現在の書道研究所が誕生した。

以来、書道研究を通じて大学の書道教育の充実を図り、また広く社会に向けた書道の普及・書教育を目的とした附属事業を展開している。

学問として「書」を究め、芸術として「書」を高める大東文化大学が行う書道展。「書」に興味がある人は、必見の展示会となるだろう。

大東文化大学100年の書 ―書の大東を受け継ぐ人々―
開催場所:上野の森美術館
所在地:東京都台東区上野公園1-2
会期:3月2日(土)~3月5日(火)
時間:10時~17時 ※最終日は14時閉館、最終入場閉館30分前まで
料金:無料
公式サイト:https://www.daito.ac.jp/100mannaka/details_00826.html

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000026965.html

(高野晃彰)