旧岩崎邸庭園で「江戸東京リシンク展」が開催。伝統と革新の交差に注目

江戸・東京伝統の技術や産品などを、新しい視点から世界へと発信する「江戸東京きらりプロジェクト」。同プロジェクトは今回、展覧会ディレクターとして舘鼻則孝氏を招き、3月1日(金)から3月10日(日)の期間に東京・台東区の旧岩崎邸庭園で展覧会「江戸東京リシンク展 -旧岩崎邸庭園でみる匠の技と現代アートの融合-」を実施する。

新たに制作されたアート作品や伝統産業事業者が保有する貴重な歴史的資料を一度に鑑賞できるこの機会に、同展覧会に足を運んでみてほしい。

新たな視点で切り開かれる伝統産業の数々

同プロジェクトのコンセプトは、“Old meets New”。東京に息づくさまざまな文化や伝統を国内外に広く伝えたいという強い想いから、企画がスタートした。現在も残る伝統を次の100年にも残していくために、今回数多くの伝統産業が参加している。

江戸うちわ・江戸扇子 伊場仙

天正18年(1590年)創業の伊場仙は、400年以上もの歴史を誇る老舗の団扇・扇子の製作販売店。同店は、江戸後期に歌川国芳や歌川広重といった著名な浮世絵師を起用した団扇が人気を博したという歴史を持っている。

江戸団扇は一本の竹を割いて仕立てること、そして江戸扇子は太めの骨で骨数が少なく折り幅が広いことが特徴だ。

江戸刷毛・東京手植ブラシ 宇野刷毛ブラシ製作所

大正6年(1917年)創業の宇野刷毛ブラシ製作所は、これまで刷毛づくりで培われた技術を活かした刷毛・ブラシの製作を手がける。同店の製品の中でも質の高い天然毛は、まず毛質を見極めることから始まり、さまざまな用途に応じて動物や植物などを使い分けている。

特に職人が一つひとつ手植えして仕上げる、耐久性の高い洋服ブラシなどが好評だ。

江戸組子 建松

1982年に江戸川区にて創業した建松は、美しい江戸組子を手がける。平安時代に生まれたとされる日本建築の建具である「組子細工」の端緒には釘が一切使われておらず、小さな木片を手作業で組み合わせることでさまざまな美しい模様が生み出されている。

伝統的な同細工の模様は桜や雪をはじめとする日本の自然をモチーフにしたものが多く、人々の願いが込められているという。

春の気配が訪れはじめる3月に旧岩崎邸庭園に足を運び、日本産業の伝統と革新を肌で感じたい。

江戸東京リシンク展 -旧岩崎邸庭園でみる匠の技と現代アートの融合-
開催期間:3月1日(金)〜3月10日(日)
会場:重要文化財 旧岩崎邸庭園
所在地:東京都台東区池之端1-3-45
開場時間:9:00〜17:00(最終入場16:30)
入園料:一般 400円、65歳以上200円※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
公式サイト: https://edotokyokirari.jp/news/life/edotokyorethink2024/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000027370.html

(kyoko.)