千鳥観光汽船が運営する、ちどり沼津港遊覧クルーズは、元旦に実施した大瀬神社初詣特別クルーズ便の追加便希望に応え、1月6日(土)・1月7日(日)・1月8日(月)の3連休の出航を決定した。
同便は、沼津港~大瀬崎往復クルーズで初詣をサポート。神池などの回龍元祖の地を巡り、龍神パワースポットの大瀬神社で辰年の開運祈願を提案する。
大瀬崎初詣をサポートする沼津港~大瀬崎往復クルーズ
ちどり沼津港遊覧クルーズは、1月1日(月・元旦)限定で、公共交通機関でのアクセスが難しい大瀬崎へ、沼津港からの遊覧クルーズ往復便である大瀬神社初詣特別クルーズ便を出航した。
当日は、100名近くの人が利用したが、追加便出航の要望が多かったため、1月6日(土)からの3連休にも、同様の初詣便を出航することを決定した。
同便を利用すると、沼津港から大瀬崎までクルーズ移動中に、日本一の重量水門・びゅうお、日本一の深海・駿河湾、日本一の高さの山・富士山を同時に体感できる。
また、この3日間の乗船客に対して「富士山 船上から眺望できなかった場合補償サービス」を付けるサービスも実施する。
沼津港から大瀬崎への遊覧クルーズは、天気が良いと船上から富士山を綺麗に眺望することが可能だが、天候次第では一度も同山の眺望ができないこともある。その場合は、乗船当日から半年間有効の沼津港遊覧クルーズの無料乗船券を乗船客全員に渡すというものだ。
沼津のパワースポットをめぐる大瀬崎初詣モデルルート
ちどり沼津港遊覧クルーズが提案する大瀬崎初詣は、発着桟橋から大瀬海水浴場を経て大瀬神社に参拝。そこから大瀬崎神池に向かい、ビャクシン樹林を通り発着桟橋に戻るというコースだ。大瀬神社・大瀬崎神池・ビャクシン樹林の沼津パワースポットといわれる3つのポイントをめぐり、所要時間は、おおよそ1時間~1時間15分程となる。
大瀬神社は、駿河湾漁民の信仰の象徴で、海の守護・引手力命(ヒキテチカラノミコト)を祀る。古くから漁民の描いた絵馬や漁船模型が多数奉納されており、県の指定有形民俗文化財に指定される。
奉納された絵馬は、駿河湾漁民の暮らしぶりを知る上で貴重なもので、今でも鮮やかに絵馬に描かれた当時の様子を伝えてくれる。
伊豆七不思議の一つに数えられる神池は、琵琶島(びわじま)と呼ばれ、大瀬神社境内に存在する。
最長部の直径が約100mの池で、海から最も近いところでは距離が15m。海水が吹き込む立地でありながら、淡水池で鯉・フナ・ナマズなどの淡水魚が多数生息するパワースポットだ。
日本最北端のビャクシン群生地として知られる大瀬崎。樹齢1,000年以上の約130本のビャクシン樹林は、1932年に天然記念物に指定された。中でも、推定樹齢1,500年の御神木・夫婦ビャクシンの存在感は群を抜いており、神秘的な力を感じさせる。
関東有数のダイビングスポットとして知られる大瀬崎は、龍神信仰の聖地としても有名だ。そんな大瀬崎に遊覧クルーズで快適にアクセスし、辰年の開運祈願をしてみたらいかがだろう。
辰年 沼津港~大瀬神社初詣遊覧クルーズ
出航日時:1月6日(土)・1月7日(日)・1月8日(月)
出航ダイヤ:沼津港発8時/大瀬崎桟橋着8時35分、大瀬崎桟橋発10時/沼津港着10時35分
運賃:片道1,250円(税込)/往復2,500円(税込)
公式サイト:https://chidorikanko.co.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000096384.html
(高野晃彰)