書家・芸術家の紫舟氏が手がけたデジタルお守りをNFTで販売。プロジェクト「OTETE」始動

PBADAO社は、書家・芸術家の紫舟(シシュー)氏による、初めてのNFTプロジェクト「OTETE」を開始した。

同プロジェクトでは、同氏が「手」をモチーフに書き上げた作品をもとに制作した888作品をNFT化し、デジタルお守り「OTETE」として販売する。販売サイトは、同氏のLINE公式アカウントより後日公開予定だ。

デジタルとリアルが交錯する、全く新しい形のお守りをチェックしてみては。

浮世絵調の「手」がモチーフのデジタルお守り

日本の伝統文化である「書」を、絵・彫刻・メディアアートへと昇華させ、日本の思想や文化を世界に発信し続ける書家・芸術家の紫舟氏。

そんな同氏が描き上げた浮世絵調のふっくらした「手」がモチーフのデジタルお守り「OTETE」は、88種類の手のデザイン×10種類のカラーバリエーション。さらに、レアリティの高い「神の手」8種類も存在する。

このデジタルお守りはチケットの役割も兼ねていて、1作品以上所有することで特別なイベントへの参加が可能となり、世界に誇る日本の文化や食の粋を体験できる。

第1弾NFTプロジェクト「OTETE」の連動イベントとして、10月21日(土)に、奈良県・吉野の世界遺産である金峯山寺にて「紫舟地獄絵図展~行ってはいけない処・地獄~」を開催する。

金峯山寺で「紫舟地獄絵図展~行ってはいけない処・地獄~」開催

新型コロナの流行により身近に感じることとなった「死」。紫舟氏は、死への恐怖が無知からくるものであれば、その不安から解放されるには「何のために人は死ぬのか?」を知ることだと考えた。そうして制作したのが、死の目的や命と対峙するための大作「地獄絵図」だ。

さらに同氏は、コロナ禍を経て、生の時間をより平安にするものは、心の中の地獄のような感情を手放すことだと気づいたという。

そこで、人々の心の中の地獄を消失させるため、世界遺産・金峯山寺で自らのアート作品「地獄絵図」を護摩祈祷で燃やし、大人数の僧侶がお経を唱え供養することで大きな祈りを捧げる。

このイベントの参加者を特設サイトにて募集。売上の一部は、金峯山寺の文化財保護とウクライナ避難民支援に充当する。

多くの人が祈りを体験できる「OTETE」&「デジタル護摩木」

今回、より多くの人が祈りを体験できるよう、「OTETE」を1点購入につき「デジタル護摩木」1つが付与される。

また、購入したデジタルお守り「OTETE」を肌身離さず持ち歩けるようNFTagを採用。NFTなどのデジタル資産を保管する仕組みのカード型ウォレットとのセットが用意されているため、デジタルアートに初めて触れる人でも安心だ。

このカード型のウォレットは、後日LINE公式アカウントより公開予定の販売サイトで「OTETE」購入後、随時発送予定だ。

「OTETE」は、全888作品。価格は、「OTETE」+カード型ウォレットにデジタル護摩木プレゼントが付いた「デジタルお守りセット」で14,000円。NFTは日本円で購入可能で、BlockchainはEthereumを採用する。

「祈る」というのは、人が真摯に物事と向き合う時に生じる行為だ。病気・戦争・災害と不安要素が尽きない現代。デジタルとリアルが交錯する「OTETE」で、新しい形のお守りと祈りを体験してみてはいかがだろう。

紫舟氏オフィシャルサイト: https://www.e-sisyu.com/
紫舟氏LINE公式アカウント:https://lin.ee/4eSAPi5p
OTETE最新情報(Twitterより随時発信):https://twitter.com/sisyu8
金峯山寺イベント詳細ページ:https://www.e-sisyu.com/exhibitions/jigokuezu_exhibition

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000107877.html

(高野晃彰)