釧路沖の海底で5か月熟成させた日本酒「海燈KAITEI」発売。釧路の一部でしか購入できない希少な海底熟成酒

2022年に、プロのダイバー、観光船の船長、飲食店のマスターなど、北海道・釧路の海を愛するオヤジたちのアイデアから誕生した日本酒ブランド「海燈KAITEI」。

今年6月中旬、同ブランド第1弾となる日本酒が誕生。釧路夕日観光船シークレイン船乗り場「BAY LOUNGE」や栄屋酒店、たんばやMOO店、釧路空港売店「たんばや」にて、90本限定で発売予定だ。

釧路の海で5か月熟成させた日本酒「海燈KAITEI」

「海底熟成酒」は、波の振動や水温の影響、そして太陽光の当たらない環境によって熟成させることにより、まろやかな香りや味が楽しめると言われている。しかし「海底熟成酒」はまだまだその数が少なく、存在自体が稀少。海そのもののように神秘に包まれた酒だ。

「海燈KAITEI」は、釧路唯一の酒造である福司酒造の地酒を海底熟成させてつくり上げた酒となる。

熟成地は北海道東部にある太平洋釧路沖。釧路の海は年間を通して冷涼で、夏の平均水温は15度、冬の平均水温は1度前後。蓮の葉氷が水面を覆い尽くすこともある。さらに釧路沖の水深14mは、太陽光もある程度制限される、熟成させるには絶好のスポットだ。

寒暖差や水深など唯一無二の環境が、海底熟成酒に他にはない変化をもたらしてくれる。

福司酒造の「普通酒(黄ラベル)1800ml」がベースに

ベースとなる酒には、味わいをコントロールしやすく、熟成向きと言われる普通酒をセレクト。また「完成後に多くの人に手にとってもらいたい」という思いから、原材料にもこだわった。それが今回の「普通酒(黄ラベル)1800ml」だ。

「海燈KAITEI」では、この普通酒の甘味が増し、角が取れたまろやかな味わいに仕上がっている。釧路の鮮魚やつぶ焼き、めふん*など、塩分の多い珍味と相性抜群だ。

「海燈KAITEI」のブランド名である「海燈」は、「この日本酒が釧路のほのかな燈火となるように」という願いが込められたもの。ラベルは「波に耐えて飛躍する命」を表現している。

1日として同じ環境がない釧路の海で育まれた、「海燈KAITEI」だけの味わいを堪能してほしい。

海燈KAITEI
アルコール度数:15度
内容量/価格:
1800ml/13,200円
720ml/7,480円(共に税込)

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000118138.html

(IKKI)

* 鮭の血合いを塩で漬け込たもの