【2023年最新】記念日に開けたい高級ワイン5選!会話に花を咲かせるユニークな商品をセレクト

ぶどうの品種や産地、ヴィンテージものについてなど、大人の会話のきっかけとなる“ワイン”。

記念日やパートナーの誕生日には、造り手のこだわりが詰まったおいしいワインを開けたいもの。

今回は、特別なタイミングにぴったりの個性豊かなワインを5本紹介しよう。

海底熟成と地上熟成ワインの飲み比べセット

現在、スペインにあるクルーソー・トレジャー社の国内正規代理店、テッレ社が海底熟成と地上熟成の違いが飲み比べられるワインセットを販売中だ。

「海底熟成ワイン」とは、クルーソー・トレジャー社が手掛ける、海底で熟成させたワインのこと。

同社はワインをカンタブリア海の海底約20メートルに沈め、潮の満ち引き、海流、圧力、重力といった海がもたらすエネルギーによって熟成を進める。

こうした海の影響を受けたワインは、フレッシュな果実味と鮮やかな色調が保たれるいっぽう、タンニンや全体の口当たりはまろやかでシルキーな味わいに変化する。

今回、飲み比べの対象となるのは、海底熟成が難しいといわれる白ワイン「Sea Soul No.7」の海底熟成ワインと地上熟成ワイン。同じ内容のワイン2本を、1本は地上で、もう1本はカンタブリア海の海底で6ヶ月間熟成させた。

ワイン好きのパートナーや仲間と共に、その味わいについて会話を膨らませるのも楽しそうだ。

バスク海底熟成ワイン 海底熟成・地上熟成飲み比べセット
価格:18,500円
商品ページ:https://www.terre-wine.com/products/duet-sea-soul-no-7

モエ・エ・シャンドン創業280周年記念ボックスに釘付け

世界中で愛されている老舗シャンパーニュメゾン、モエ・エ・シャンドンを取り扱うMHD モエ ヘネシー ディアジオ社からは、4月26日(水)にメゾン創業280周年を記念したスペシャルなワインが発売される。

登場するのは、20世紀初頭にアルフォンス・ミュシャがモエ・エ・シャンドンのために描き下ろしたポスター画を再現した「モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル ミュシャ デザインボックス」。

ボックスには2種類のデザインがある。いずれも華やかで流れるようなドレスに身を包んだ女性が中心に描かれており、1種類めのデザインではブドウの房を、もういっぽうでは花瓶を手にしている。

これらのデザインからは、ミュシャが描いた、モエ・エ・シャンドンらしいスケール感とエレガンス、そしてクリエイティビティがよく伝わってくる。

そしてこの中には、メゾンを代表するブリュット(辛口)シャンパン「モエ アンペリアル」が。ピノ・ノワールとムニエ、シャルドネをブレンドしたワインで、みずみずしい果実味が特徴だ。

まさに、スペシャルな日の乾杯ワインに相応しい逸品と言えるのでは。

モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル ミュシャ ゴールドドレス/ピンクドレス
価格:各9,240円
全国発売日:4月26日(水)※4月19日(水)に高島屋一部店舗では先行発売
モエ・エ・シャンドン公式サイト:https://www.moet.com/ja-jp

ドメーヌ・コーセイとwa-syuのコラボで生まれた赤ワイン

近年は日本産のワインにも素晴らしいものがある。その一例として、昨秋、日本ワインに特化したオンラインショップ「wa-syu OFFICIAL ONLINE SHOP」とドメーヌ・コーセイのコラボレーションによって生まれた「Velvet Merlot F37 2020 French Oak」を紹介したい。

ドメーヌ・コーセイは、日本ワインを世界レベルに押し上げることに貢献した醸造家の一人、味村興成(あじむらこうせい)氏が2019年に設立したワイナリー。

今回のコラボワインには、国内随一のメルローの栽培地として名高い「信州桔梗ヶ原ワインバレー」の片丘地区にある畑から産出したメルローのみが使用されている。

上質なぶどうを、フランス・ボルドーの樽メーカー・ナダリエ社のフレンチオーク樽「エクスプレッション ルージュ ベロア」で熟成。

ベルベットのような厚みとなめらかさが心地よい、限定276本の赤ワインだ。

カシスやブラックベリーの果実の凝縮感、甘いバニラの香り、醤油を想わせる旨みと奥深さ、長く続く余韻が楽しめる。

喉にひっかかることのないまろやかな味わいなので、和食など繊細な料理とのマリアージュを楽しみたい人におすすめだ。

【ドメーヌ・コーセイ×wa-syu】Velvet Merlot F37 2020 French Oak
価格:7,920円
商品ページ:https://wa-syu.com/products/cba92400

貴重なウクライナ産のオレンジワインで乾杯

ウクライナにおけるワインの歴史は11世紀頃からと古く、伝統あるワイン産地として、アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリアなどへ輸出を続けてきた。

ウクライナワインは、黒海やカルパチア山脈の恩恵を受けた土壌で育まれるぶどうを使用しており、黒海のミネラルを含んだほのかな塩味や、豊かな花の香りが特徴となっている。

そんなウクライナワインが、今年2月ワインのオンラインショップ「ヴィノピオネール」に入荷されたので紹介したい。

こちらは、デキャンタワールドワイン2022で銀賞を受賞した「アルビナ」。パイナップルやハチミツ入りのカモミールティー、白コショウの香りが魅力のオレンジワインだ。

サーモングリルやチーズフォンデュなど、パーティーや記念日に目にすることの多い料理ともよく合うのが嬉しい。

日本での流通量は極めて少ないという希少なウクライナワイン。特別な日を彩る1本としてチェックしてみては。

アルビナ
価格:7,150円
商品ページ:https://shop.vinopioner.co.jp/shopdetail/000000000093/all/page1/order/

サクラアワード受賞の「シャンパーニュ・ラリエ R.018」

パートナーと共にワインを味わうなら、ワイン業界で活躍する女性が審査を行う「“SAKURA” Japan Women’s Wine Awards 2023(通称:サクラアワード)」でダブルゴールドを受賞した「シャンパーニュ・ラリエ R.018」を検討してみては。

「R」はフランス語の「Récolte(収穫)」を意味し、ぶどうの収穫年の個性を表現。

R.018のキュヴェはピノ・ノワールとシャルドネからできている。またその大部分は、風味豊かで熟成度が高いと評される“2018年に収穫されたぶどう”となっている。

サクラアワードの「ダブルゴールド」は審査員の平均点が93点から100点のワインに与えられる賞で、受賞数は全体から見てたったの6%程度。

受賞を果たした「シャンパーニュ・ラリエ R.018」ならば、記念日に女性を喜ばせるワインとしてぴったりだろう。

シャンパーニュ・ラリエ R.018
価格:7,700円 ※CT Spirits Japan社の2023年4月時点における希望小売価格
Amazon商品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B078NBKKYZ

いずれも、特別なタイミングで開けたい個性豊かなワインばかり。上質な一本を楽しみながら、会話に花を咲かせてみては。

(IKKI)

※価格は全て税込