人間がもっとも美しいと感じる「黄金律」がテーマに。ジャガー・ルクルト2023年の新作時計

スイス発の高級腕時計ブランド「ジャガー・ルクルト」が、「Watches and Wonders」で新作時計を発表。

2023年のブランドテーマは「黄金比」。1930年代初期のレベルソのデザイン比率を決定した「レベルソ・トリビュート コレクション」から3つの新作が登場する。

ジャガー・ルクルト、2023年のテーマは「黄金比」

今では「黄金比」として知られる比率は、自然界や人間が創造した傑作によって伝えられる、美しさと調和に関する共通の基準であり、人間が本能的に最も美しいと感じる比率だ。

近似値が「1.618」となる黄金比は、物体の特別な関係性を表しており、大きい部分と小さい部分の比率が、全体と大きい部分の比率に等しくなる比率となっている。

この数学的な関係は、いわゆる黄金螺旋や黄金長方形にも見られる。黄金長方形とは、長方形から短い辺を一辺とする正方形を切り取ると、残りの長方形の縦横比がオリジナルの長方形の縦横比と等しくなる長方形のことだ。

ジャガー・ルクルトの「レベルソ」も、1931年の誕生当初からこの黄金比で成り立っている。以降90年以上にわたり、さまざまなバリエーションのレベルソのケースが発表されてきたが、オリジナルの比率はコレクションの土台であり、今でも黄金比がレベルソのデザインを定義し続けている。

「レベルソ・トリビュート コレクション」の新モデル

キャリバー860搭載の「レベルソ・トリビュート・クロノグラフ」

「レベルソ・トリビュート・クロノグラフ」は、1996年に発表されたレベルソ・クロノグラフを称えた時計だ。

美しく精巧に作られたクロノグラフ機構を裏面から眺められ、表面と裏面の両方に時刻が表示される新しいキャリバー860を搭載している。

「レベルソ・トリビュート・デュオ・トゥールビヨン」で2つの顔を楽しむ

「レベルソ・トリビュート・デュオ・トゥールビヨン」は、複雑機構を全く新しい外観に収めた1本。

超薄型のデュオムーブメントの中にフライングトゥールビヨンを収め、第2時間帯は裏ダイヤルに表示される。

カラバリ豊富な「レベルソ・トリビュート・スモールセコンド」

「レベルソ・トリビュート・スモールセコンド」からは4型が登場。クラシカルなシルバーから深みのあるバーガンディやブラックといったカラーバリエーションのダイヤルがコレクションに加わった。

モノフェイス・レベルソのケースを反転させると、クラシカルなクローズドケースバックが出現する。

いずれも魅力的な、ジャガー・ルクルトこだわりの「黄金律」を感じられる逸品ばかり。愛好家を魅了することは間違いなさそうだ。

ジャガー・ルクルト公式サイト:https://www.jaeger-lecoultre.com/jp-ja

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000081257.html

(IKKI)