モントルロロイが40年代の名作ミリタリーウォッチの希少モデルを復刻。2月28日よりMakuakeにて先行販売

モントルロロイ社が、名作ミリタリーウォッチの復刻シリーズ「M.R.M.C」の新作「ブッシプスウォッチスモールセコンド」の先行割引販売を、2月28日(火)にクラウドファンディングMakuakeにて開始する。

今回はハミルトン社のブシップ ウォッチの復刻である、希少なスモセコ文字盤にアンティーク加工を施し、革ベルトを採用したことで大人の時計に仕上げた。

1940年代に活躍した「Buships watch」

世界の名作ミリタリーウォッチの中でも、1940年代米軍特殊部隊UDT(水中爆破チーム)向けに開発された「Buships watch(ブシップ ウォッチ)」は、同社も含め色々な会社が復刻をしている。

ブシップとは「B ureau  of S hips」の略で艦艇局を意味する。第二次世界大戦時代に結成された米海軍特殊部隊UDT(Underwater Demolition Team)の隊員向けに開発・配給された特殊防水腕時計である。

当時のブシップ ウォッチは、米国軍の依頼を受けてエルジン社とハミルトン社が製作していた。 両社のブシップは水中での任務遂行のため、リュウズに特徴がある。当時の防水技術では大きなリュウズキャップが必要であり、その形状から「キャンティーン (水筒)」という愛称で親しまれている。

ちなみに2020年には、エルジン社のブッシプ ウォッチは、モントルロロイによってすでに復刻。今ではフラッグシップモデルとしてブランドを代表する逸品である。

復刻されたハミルトン社の「Buships watch」

そして、ハミルトン型リュウズキャップだが、こちらを復刻するブランドは少ない。エルジン型に比べると、小さく個性が控えめに感じるからだろうか。

しかしM.R.M.W.は、スモールセコンドを6時位置に配する希少モデルを復刻。アンティーク加工による印字プリントは40年代のヴィンテージ感を再現しながら蓄光機能も両備させた。

これに茶色の革ベルトを配することにより、従来のエルジンタイプに比べ、大人のブシップウォッチに仕上がった。

モントルロロイは、1893年より時計製作を行う「村松時計製作所」のOEM・オリジナルブランドとして2005年に設立。”いつの時代も愛される時計つくり”をモットーとしている。そんな同ブランドが手がけるだけに、この新しいブシップ ウォッチも時代を超えて愛されるに違いない。

モントルロロイ:https://www.makuake.com/project/buships_watch/

(akihiro takeji)