現代美術家・井田幸昌が描いたアンディ・ウォーホルのNFT作品5点。原画とNFTの違い・面白さを味わう

NFT関連事業を手がける「NEW FACTRY TOKYO」が、アンディ・ウォーホルさんの遺した功績に敬意を表し、NFT販売イベント「“Warhol”tribute Presented by LOD」を3月8日(水)まで開催する。

同イベントでは画家・現代美術家である井田幸昌(いだゆきまさ)さんのデジタル作品から、特に厳選した5点を抽選にて限定販売。NFT愛好家はもちろん、井田さんやアンディ・ウォーホルさんのファンも必見だ。

ウォーホルさんのポートレートを原画としたNFT5点を販売

井田さんがNFTで発表した「Level of Distance-距離の階層」でのデジタル作品は、全て井田さんによる絵画作品を原画としている。中でも今回限定販売する5点は、井田さんが敬愛し、油彩で描いたアンディ・ウォーホルさんのポートレートを原画としたシリーズだ。

20世紀の大衆社会や消費社会をテーマとして表現したアンディ・ウォーホルさん。

井田さんは「NFTの大量生産、大量消費の概念は、当時ウォーホルがしていたことと繋がっている」と語る。それを象徴しているのが、アンディ・ウォーホルさんのアートスタジオだ。彼のアートスタジオ「The Factory」は、大量生産の象徴である「工場」に見立てた名がつけられていた。

新進気鋭の現代美術家・井田幸昌さん

あらためて、井田さんがどのようなアーティストなのか紹介したい。

井田さんは1990年に鳥取県で生まれ、2019年に東京藝術大学大学院油画を修了。在学中の2016年には、現代芸術振興財団主催の「CAF賞」にて審査員特別賞を受賞、2017年にレオナルド・ディカプリオ財団主催のチャリティオークションに史上最年少で参加を果たしている。

さらに同年、自身で「IDA Studio」を設立。2018年にForbes JAPAN主催の「30 UNDER 30 JAPAN」に選出され、2021年にはDiorとのコラボレーションを発表するなど多角的に活動する人物だ。

彼の制作は絵画のみにとどまらず、彫刻や版画にも取り組み、国内外で発表を続けている。

今回のイベントでも、原画とNFTで発表した作品とを並べて目にすることで、井田さんの制作物のコンセプトである「解像度」をより深く感じることができるはずだ。

“Warhol” tribute presented by LOD
期間:開催中~3月8日(水)
NFT購入ページ:https://dl120l97xhm.typeform.com/to/KFxBfjRF
※NFTは抽選販売/当選者は後日「LOD」のTwitterアカウント、およびNEW FACTORY TOKYOのDiscord内にて発表

(IKKI)